九州大学 工学府 機械系専攻 2019年8月実施 機械力学 問1
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
以下の問いに答えよ。滑車の回転に関する摩擦は無視できるものとし、重力加速度を g とする。(50点)
(1) 図 (a) に示すように、質量 2m,3m の物体が質量の無視できる滑車にかけられている。物体をつなぐロープには張力のみが作用し、その質量と伸縮は無視できる。質量 2m の物体の上向き変位を x とする。加速度 x¨ とロープに作用する A 側、B 側の張力 FA,FB を求めよ。
(2) 図 (a) において質量 3m の物体の質量を αm と置き換えて α を増加させていくと x¨ はどのようになるか。

(3) 図 (b) のように、質量 2m の物体が質量の無視できる動滑車に吊るされる。動滑車にかかるロープの一端は天井に固定され、他端は質量 9m、半径 r、回転中心まわりの慣性モーメント I=9mr2/2 の定滑車を介して質量 3m のおもりにつながれている。ロープには張力のみが作用し質量と伸縮は無視できる。定滑車とロープの間にすべりはないとする。質量 2m の物体の上向き変位を y とし、加速度 y¨ と区間 A、B、C のロープに作用する張力 FA,FB,FC を求めよ。
(4) 図 (b) の定滑車に時計まわりにトルク T を与え質量 2m の物体を加速度 g で上昇させる。T の大きさを求めよ。また、このときのロープの張力 FA,FB,FC を求めよ。

题目描述
回答下列问题。忽略滑轮转动摩擦,重力加速度为 g。(50分)
(1) 如图 (a),质量为 2m,3m 的物体悬挂于质量可忽略的滑轮两侧。连接物体的绳只能承受张力,质量和伸缩可忽略。以 x 表示 2m 物体向上的位移,求加速度 x¨ 以及绳 A、B 两侧的张力 FA,FB。
(2) 将图 (a) 中质量为 3m 的物体改为 αm,逐渐增大 α 时,x¨ 如何变化?
(3) 如图 (b),质量为 2m 的物体悬挂在质量可忽略的动滑轮上。绕过动滑轮的绳一端固定于天花板,另一端经过质量为 9m、半径为 r、绕转动中心的转动惯量为 I=9mr2/2 的定滑轮,与质量为 3m 的重物相连。绳只能承受张力,质量和伸缩可忽略;定滑轮与绳之间不滑动。以 y 表示 2m 物体向上的位移,求加速度 y¨ 和绳 A、B、C 各段的张力 FA,FB,FC。
(4) 对图 (b) 的定滑轮施加顺时针转矩 T,使 2m 物体以加速度 g 上升。求 T 的大小及此时绳张力 FA,FB,FC。
Kai
(1)
張力を F とすると
2mx¨=F−2mg,3mx¨=3mg−F.
したがって x¨=g/5、F=12mg/5。
(2)
x¨=α+2α−2g,dαdx¨=(α+2)24g>0.
α<2 では下向き、α=2 では 0、α>2 では上向きとなり、α→∞ で g に下から近づく。
(3)
動滑車の両側の張力を FA=FB=F、右端の張力を FC とする。動滑車が y 上昇すると 3m は 2y 下降する。定滑車の慣性モーメントは I=9mr2/2、時計回り角加速度は 2y¨/r である。
2my¨=2F−2mg,6my¨=3mg−FC,29mr2r2y¨=(FC−F)r.
消去して
y¨=8g,FA=FB=89mg,FC=49mg.
(4)
最後の回転方程式を 9mry¨=(FC−F)r+T に替えると
y¨=16m2mg+T/r,F=m(y¨+g),FC=3mg−6my¨.
y¨=g を形式的に代入すれば
T=14mgr,FA=FB=2mg,FC=−3mg.
ただし、ロープは圧縮力を伝えないため、負の FC は実現できない。FC≥0 の範囲は y¨≤g/2、すなわち T≤6mgr である。したがって、全ロープが張った原題の拘束条件を保ちながら y¨=g とする物理的な解は存在しない。
Reference