九州大学 工学府 機械系専攻 2019年度 熱工学 問3
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
内管・外管の直径がそれぞれ一定の有限長二重管式熱交換器を考える。高温流体の比熱は 4 kJ/(kgK)、質量流量は 0.1 kg/s、高温・低温流体の入口温度はそれぞれ 80∘C,20∘C であり、両流体の出口温度はともに 40∘C であった。熱通過率は 0.2 kW/(m2K)、物性値は一定、周囲への熱損失はない。必要なら ln2,ln3,ln5 を使ってよい。(40 点)
- 並流型か向流型か、理由とともに答えよ。
- 高温流体と低温流体の温度差の分布を下図 (A)–(E) から選び、理由を述べよ。

- 交換熱量を kW で求めよ。
- 低温流体の熱容量流量(質量流量×比熱)を kW/K で求めよ。
- 熱通過面積を m² で求めよ。
- 低温流体の質量流量だけを変え、高温側と熱容量流量を等しくした。両流体の温度分布を下の座標に図示し、新しい出口温度を求めよ。熱通過率は変わらず、ここでは ln2=0.7,ln3=1.1,ln5=1.6 とする。

题目描述
有限长双管换热器的热流体比热为 4 kJ/(kgK)、流量 0.1 kg/s;冷热入口分别为 80℃、20℃,出口均为 40℃。总传热系数 0.2 kW/(m2K),无热损失、物性恒定。判断顺逆流并选择温差分布,求换热功率、冷侧热容量流率及面积。然后仅调整冷侧流量使两侧热容量流率相等,画温度分布并求新出口温度,此问取 ln2=0.7。
Kai
(1)
向流型 である。並流では温度差が流れ方向に指数関数的に減少するが、有限の面積でゼロにはならない。向流では二つの出口は異なる位置にあるので、同じ温度をとり得る。
(2)
高温側入口での温度差は 80−40=40 K、高温側出口では 40−20=20 K。高温側の流れ方向に面積座標 a をとると
dad(Th−Tc)=−U(Ch1−Cc1)(Th−Tc).
ここで Ch=0.4 kW/K、熱収支から Cc=0.8 kW/K である。温度差は下に凸の指数関数として減少するので (C)。
(3)
Q˙=Ch(80−40)=0.1×4×40=16 kW.
(4)
Cc=40−2016=0.8 kW/K.
(5)
対数平均温度差は
ΔTlm=ln(40/20)40−20=ln220 K.
よって
A=UΔTlmQ˙=4ln2 m2.
(6)
Ch=Cc=C=0.4 kW/K では両流体間の温度差が全長で一定となる。UA=0.8ln2=0.56 kW/K より
Q˙′=UA(60−CQ˙′),Q˙′=1+UA/CUA×60=14 kW.
したがって
Th,out=80−0.414=45∘C,Tc,out=20+0.414=55∘C.
高温側入口から出口へ向かって、高温側は 80→45∘C、低温側は 55→20∘C と直線的に下がり、差は常に 25 K である。
