九州大学 工学府 機械系専攻 2019年度 材料力学 問4
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
図に示す薄肉断面をもつ長柱がある。厚み t、ヤング率 E の薄板を接合したもので、軸方向の長さは l である。断面は幅 a の縦板 AB と、長さ a の水平板 AC、中央の板、BF からなる。水平板の間隔はそれぞれ a/2 とする。
長柱は上下端でそれぞれヒンジを介して剛体に取り付けられ、両端は軸方向のみに変位する。x 軸まわりには両端が回転端、y 軸まわりには両端が固定端となる。上側の剛体が下降し、軸圧縮荷重が作用する。各薄板が単独で座屈することはなく、l≫a≫t とする。

- 断面の重心と薄板 AB との距離 e を求めよ。
- 重心を通る x,y 軸に関する断面二次モーメント Ix,Iy を求めよ。
- 長柱の座屈荷重を求めよ。
题目描述
长为 l 的长柱由厚度 t、杨氏模量 E 的薄板连接而成,截面呈图示 E 形:一块长 a 的竖板与三块长 a 的水平板连接,水平板间距均为 a/2。柱两端只能沿轴向移动;绕 x 轴为两端铰支,绕 y 轴为两端固支。上端受轴向压力,各薄板不发生局部屈曲,且 l≫a≫t。求截面重心距竖板 AB 的距离 e、重心轴截面二次矩 Ix,Iy 及整体屈曲荷载。
Kai
薄肉近似を用い、板厚に由来する高次の項を無視する。
(1)
AB の中心線を水平位置の原点とすると、縦板の面積は at、重心位置は 0。3 枚の水平板は各面積 at、重心位置は a/2 である。断面一次モーメントから
e=at+3at3(at)(a/2)=83a.
(2)
上下対称なので重心は中央の水平板上にある。x 軸については縦板の寄与と上下の水平板の寄与を加えて
Ix=12ta3+2at(2a)2=127a3t.
y 軸については平行軸の定理より
Iy=at(83a)2+3[12ta3+at(2a−83a)2].
したがって
Iy=167a3t.
(3)
x 軸まわりの曲げ座屈は両端回転端で、有効長さは l。y 軸まわりは両端固定端で、有効長さは l/2 である。それぞれの Euler 荷重は
Pcr,x=l2π2EIx=12l27π2Ea3t,
Pcr,y=(l/2)2π2EIy=4l27π2Ea3t.
小さい方が限界荷重なので、x 軸まわりに曲がる(y 方向へたわむ)座屈が先に起こり、
Pcr=12l27π2Ea3t.