九州大学 工学府 機械系専攻 2019年度 材料力学 問2
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
図のように、構造 OAB-CAD が点 O と点 B で剛体壁に固定されている。点 C および点 D にそれぞれ x 方向荷重 P を作用させる。構造は直径 d、ヤング率 E の丸棒からなり、ℓ≫d である。図の寸法は OA =ℓ、AB =2ℓ、AC =2ℓ、AD =ℓ とする。

- OAB 間のせん断力線図(SFD)、曲げモーメント線図(BMD)を描け。
- 点 C の x 方向変位 δCx を求めよ。
题目描述
圆杆结构 OAB-CAD 在 O、B 两端固定,C、D 两点分别受到沿 +x 方向的力 P。圆杆直径为 d,杨氏模量为 E,且 ℓ≫d。各段长度为 OA =ℓ、AB =2ℓ、AC =2ℓ、AD =ℓ。画出 OAB 的剪力图与弯矩图,并求 C 点沿 x 方向的位移。
Kai
断面二次モーメントを I=πd4/64 とする。ℓ≫d より、まず曲げ変形の主要項を求める。
(1)
CAD が A に伝える力は x 方向に 2P、偶力は時計回りに Pℓ である。OAB 上の O から右向きの座標を s、下向きたわみを v(s) とし、図示する内力の符号を
M=EIv′′,V=EIv′′′
と定める。O、B の固定条件および A のたわみ・傾きの連続条件は
v(0)=v′(0)=v(3ℓ)=v′(3ℓ)=0,
v(ℓ−)=v(ℓ+),v′(ℓ−)=v′(ℓ+).
また、V は A で連続し、集中偶力により M(ℓ+)−M(ℓ−)=−Pℓ となる。これらから
V(s)=94P(0<s<3ℓ)
および
M(s)=⎩⎨⎧94Ps,94Ps−Pℓ,0≤s<ℓ,ℓ<s≤3ℓ
を得る。BMD の値は O で 0、A の左側で 4Pℓ/9、右側で −5Pℓ/9、B で Pℓ/3 である。

(2)
OA では EIv′′=4Ps/9 なので、O の固定条件から
v(s)=27EI2Ps3,θA=v′(ℓ)=9EI2Pℓ2.
C の水平変位は、A の回転による 2ℓθA と、AC 自身の片持ちはりとしての曲げたわみの和である。
δCx=2ℓθA+3EIP(2ℓ)3=9EI28Pℓ3=9πEd41792Pℓ3.
軸伸縮まで含める場合、A の水平移動は、OA と AB の軸剛性の和を用いて
uA=EA0/ℓ+EA0/(2ℓ)2P=3EA04Pℓ,A0=4πd2
となり、上の δCx に uA を加える。この補正は曲げ項に対して O((d/ℓ)2) である。