九州大学 工学府 機械系専攻 2019年度 機械力学 問3
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
長さ l、張力 T、線密度 ρ の弦の両端が壁面に固定され、両壁面は w=WsinΩt で鉛直に振動する。w=0 のときの左端を原点 O、弦の長手方向を x とする静止座標系 O–xy と、左端を原点 O′ とする壁面固定の移動座標系 O′–ξη をとる。
静止系の鉛直変位を u(x,t)、移動系の鉛直変位を v(ξ,t) とする。張力は一定、重力は無視し、c=T/ρ を用いてよい。(50 点)

- 静止系における運動方程式を導出せよ。
- 静止系の定常振動解を u(x,t)=U(x)sinΩt として求めよ。
- 移動系における運動方程式を導出せよ。
- 移動系の定常振動解を v(ξ,t)=V(ξ)sinΩt として求めよ。
- (4) から静止系での定常振動解を求めよ。
题目描述
长 l、张力 T、线密度 ρ 的弦两端随墙面同相上下振动 WsinΩt。忽略重力,分别在静止坐标和随墙平动坐标中建立运动方程、求正弦稳态响应,并由随动解变换回静止解。两个坐标中的位移满足 u=v+w。
Kai
(1)
微小要素の鉛直方向の力は T[ux(x+dx,t)−ux(x,t)] なので
ρdxutt=Tuxxdx,utt=c2uxx.
境界条件は u(0,t)=u(l,t)=WsinΩt である。
(2)
q=Ω/c とすると、U′′+q2U=0、U(0)=U(l)=W。両端条件に対称な形を選べば
U(x)=Wcos(ql/2)cos[q(x−l/2)],u(x,t)=Wcos(ql/2)cos[q(x−l/2)]sinΩt.
ここで cos(ql/2)=0 とした。ql=(2n+1)π では境界条件が両立せず、有界な調和定常解はない。ql=2nπ(n≥1)では上式に任意定数倍の sin(qx) を加えてもよく、上式は左右対称な特解である。
(3)
x=ξ、u=v+w であり、w¨=−WΩ2sinΩt だから
vtt=c2vξξ+WΩ2sinΩt,v(0,t)=v(l,t)=0.
右辺の強制項は移動座標系の慣性力に由来する。
(4)
V′′+q2V=−q2W,V(0)=V(l)=0.
特解 −W と斉次解を合わせて
V(ξ)=W{cos(ql/2)cos[q(ξ−l/2)]−1}.
共振・非一意性については (2) と同じである。
(5)
u(x,t)=v(x,t)+WsinΩt=Wcos(ql/2)cos[q(x−l/2)]sinΩt,
となり、(2) と一致する。