九州大学 工学府 機械系専攻 2019年度 機械力学 問1
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
摩擦のない水平面上に、半径 R、質量 m、厚さを無視できる均質な円板 A、B と、その中心に垂直かつ剛に取り付けられた質量を無視できる長さ d の軸からなる剛体がある。両円板は常に水平面に接触し、軸のまわりに一定角速度 α、さらに重心 G を通る鉛直軸のまわりに一定角速度 β で回転する。
G を原点、円板 B の中心へ向かう水平方向を z、鉛直上向きを x とする直交座標系 G–xyz をとる。この座標系自身も x 軸まわりに角速度 β で回転する。重力加速度を g とする。ベクトル・テンソルはすべてこの座標系の成分で答えよ。各軸の単位ベクトルを ex,ey,ez としてよい。(50 点)

- 座標系の角速度 Ω と剛体の角速度 ω を求めよ。
- G に関する慣性テンソルを IG=diag(I,I,J) と書くとき、I,J を求めよ。円板一個の極慣性モーメントは Ip=mR2/2 である。平行軸・直交軸の定理に注意せよ。
- G に関する角運動量 L を求めよ。
- G まわりの運動方程式から、各軸まわりの力のモーメント Mx,My,Mz を求めよ。一般のベクトルについて dP/dt=d∗P/dt+Ω×P を用いてよい。d∗/dt は回転座標系で観測する時間微分である。
- 水平面から A、B に作用する垂直抗力 NA,NB を上向き正として求めよ。
题目描述
两个质量各为 m、半径 R 的薄圆盘由长 d 的无质量刚轴连接,在无摩擦水平面上始终保持接触。刚体绕自身轴以 α 转动,同时绕质心的竖直轴以 β 转动。随动坐标的 x 轴竖直向上,z 轴由质心指向 B。求坐标系与刚体的角速度、质心惯性张量、角动量、外力矩,以及两盘所受法向力。给定单盘极惯性矩 mR2/2,向量均用随动坐标分量表示。
Kai
(1)
Ω=βex,ω=βex+αez.
(2)
円板一個の直径まわりの慣性モーメントは mR2/4 である。したがって
I=2(4mR2+m4d2)=2m(R2+d2),J=22mR2=mR2.
(3)
L=IGω=2m(R2+d2)βex+mR2αez.
(4)
回転座標系で L の成分は一定なので、d∗L/dt=0。よって
M=Ω×L=−mR2αβey,Mx=Mz=0,My=−mR2αβ.
(5)
重心の鉛直加速度はゼロであり、重力は G に関するモーメントをもたない。したがって
NA+NB=2mg,2d(NB−NA)=−mR2αβ.
これを解いて
NA=mg+dmR2αβ,NB=mg−dmR2αβ.
両円板が接触し続けるという条件は R2∣αβ∣≤gd に対応する。