九州大学 工学府 機械系専攻 2018年度 熱工学 問2
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
円管内を流体が発達した層流で流れ、0≤x の加熱区間には内半径 r1、外半径 r2、一定熱伝導率 k の環状ヒータがある。ヒータは一様な体積発熱 qv をもち、外側は完全に断熱されている。軸方向温度勾配は小さく、ヒータの熱伝導は半径方向のみの定常一次元問題とみなせる。(55 点)

ヒータの熱伝導方程式は
r1drd(krdrdT)+qv=0(r1≤r≤r2).(1)
管内壁温度 T1 と流体の混合平均温度 Tm は x 方向に変化するが、加熱開始点から十分離れた発達域の温度分布は
Tm−T1T−T1=116[3−4(r1r)2+(r1r)4](0≤r≤r1)(2)
である。流体の定圧比熱、熱伝導率、質量流量を cp,kl,m˙ とする。Nusselt 数 Nu=hd/kl は一定で、d=2r1、熱伝達率 h は T1−Tm で定義する。
(a) r1 での熱流束 q1 を r1,r2,qv で表せ。
(b) (1) を解き、T2−T1(T2=T(r2))を r1,r2,qv,k で表せ。
(c) 入口温度を Tin とし、加熱区間の Tm(x) を求めよ。
(d) (2) から流体側の壁面温度勾配を計算し、Nusselt 数を求めよ。
题目描述
内外半径 r1,r2 的环状加热器包围圆管,均匀体积发热 qv,外壁绝热、导热率 k 恒定,忽略加热器轴向导热。管内为充分发展层流,流体导热率 kl、比热 cp、质量流率 m˙;径向温度分布由式 (2) 给出。求内壁热流密度、加热器两壁温差、混合平均温度随 x 的变化,以及以直径 2r1 为特征长度的 Nusselt 数。
Kai
(a)
単位長さ当たりの発熱は πqv(r22−r12) で、すべて内壁から流体へ伝わる。流体へ向かう向きを正とすると
q1=2r1qv(r22−r12).
r の正方向を熱流束の正方向に選ぶ場合は、この値に負号を付ける。
(b)
外壁の断熱条件 T′(r2)=0 を使って (1) を積分すると
T′(r)=2kqv(rr22−r).
再び r1 から r2 まで積分して
T2−T1=2kqvr22lnr1r2−4kqv(r22−r12).
(c)
長さ dx の流体の熱収支は
m˙cpdxdTm=πqv(r22−r12).
Tm(0)=Tin より
Tm(x)=Tin+m˙cpπqv(r22−r12)x.
(d)
(2) を r で微分して壁面で評価すると
∂r∂Tr=r1=11r124(T1−Tm).
流体に向かう熱流束は q1=kl(∂T/∂r)r1=h(T1−Tm) なので
h=11r124kl,Nu=klh(2r1)=1148≃4.36.