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九州大学 工学府 機械系専攻 2017年8月実施 材料力学 問3

Author​

祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)

Description​

半径 aa の半円形に曲がった丸棒 AB は、下図の様に、一端が壁に溶接されている。棒 AB のもう一端は、長さ aa のはり BC に直角に溶接されている。また、はり BC は、同じく長さ aa のはり CD に直角に溶接されている。ここで、棒 AB は、ヤング率 EE および横弾性係数 GG の弾性体、はり BC および CD は剛体である。点 D には、荷重 PP が紙面と垂直で、かつ紙面の表から裏に向かう方向に負荷されている。なお、いずれの棒の直径も、棒の長さに比べて十分に小さいものとする。次の各問に答えよ。(35点)

(1) 点 B における曲げモーメント MBM_B とねじりモーメント TBT_B を求めよ。

(2) 棒 AB 上で点 B から角度 θ\theta だけ離れた断面 F にかかる曲げモーメント MFM_F、およびねじりモーメント TFT_F を求めよ。

(3) 点 B の変位 δB\delta_B を求めよ。

図中、II は断面二次モーメント、IpI_p は断面二次極モーメントを表す。

原題の半円形弾性棒と二本の剛体はり

题目描述​

半径为 aa 的半圆形圆杆 AB,其一端如图焊接于墙壁,另一端与长度为 aa 的梁 BC 垂直焊接。梁 BC 又与同样长 aa 的梁 CD 垂直焊接。杆 AB 为杨氏模量为 EE、剪切模量为 GG 的弹性体,梁 BC、CD 为刚体。D 点受到垂直于纸面、从纸面正面指向背面的载荷 PP。所有杆的直径相对于杆长均充分小。回答下列问题。(35分)

(1) 求 B 点的弯矩 MBM_B 和扭矩 TBT_B。

(2) 求杆 AB 上从 B 点转过角度 θ\theta 的 F 截面处的弯矩 MFM_F 和扭矩 TFT_F。

(3) 求 B 点的位移 δB\delta_B。

图中 II 表示截面二次矩,IpI_p 表示截面极二次矩。

Kai​

(1)​

D の荷重を B に移すと、せん断力 PP に加えて、互いに直交する二つの偶力が生じる。いずれの腕の長さも aa なので、モーメントの大きさは

MB=Pa,TB=Pa.\boxed{M_B=Pa,\qquad T_B=Pa}.

(2)​

F における半径方向を曲げモーメントの正方向、接線方向の反対をねじりモーメントの正方向と取る。この符号規約では

MF=MBcos⁡θ−TBsin⁡θ+Pasin⁡θ,TF=TBcos⁡θ+MBsin⁡θ+Pa(1−cos⁡θ).\begin{aligned} M_F&=M_B\cos\theta-T_B\sin\theta+Pa\sin\theta,\\ T_F&=T_B\cos\theta+M_B\sin\theta+Pa(1-\cos\theta). \end{aligned}

よって

MF=Pacos⁡θ,TF=Pa(1+sin⁡θ)(0≤θ≤π).\begin{gathered} \boxed{M_F=Pa\cos\theta,\qquad T_F=Pa(1+\sin\theta)}\\ (0\leq\theta\leq\pi). \end{gathered}

MFM_F は符号付きであり、θ>π/2\theta>\pi/2 では曲げの向きが反転する。

(3)​

求めるのは荷重点 D ではなく B の変位である。B に紙面の裏向きの仮想荷重 qq を追加すると

MF(q)=Pacos⁡θ+qasin⁡θ,M_F(q)=Pa\cos\theta+qa\sin\theta,
TF(q)=Pa(1+sin⁡θ)+qa(1−cos⁡θ).T_F(q)=Pa(1+\sin\theta)+qa(1-\cos\theta).

ds=a dθds=a\,d\theta より

U(q)=a2∫0π[MF(q)2EI+TF(q)2GIp]dθ.U(q)=\frac a2\int_0^\pi \left[\frac{M_F(q)^2}{EI}+\frac{T_F(q)^2}{GI_p}\right]d\theta.

したがって B の裏向き変位は

δB=∂U∂q∣q=0=Pa3[1EI∫0πsin⁡θcos⁡θ dθ+1GIp∫0π(1+sin⁡θ)(1−cos⁡θ) dθ].\begin{gathered} \delta_B=\left.\frac{\partial U}{\partial q}\right|_{q=0}\\ =Pa^3\left[\begin{gathered} \frac1{EI}\int_0^\pi\sin\theta\cos\theta\,d\theta\\ +\frac1{GI_p}\int_0^\pi(1+\sin\theta)(1-\cos\theta)\,d\theta \end{gathered}\right]. \end{gathered}

第1積分はゼロ、第2積分は π+2\pi+2 なので

δB=Pa3GIp(π+2)\boxed{\delta_B=\frac{Pa^3}{GI_p}(\pi+2)}

となる。方向は紙面の表から裏である。ねじりエネルギーの分母には EIpEI_p ではなく GIpGI_p を用いる。