九州大学 工学府 機械系専攻 2018年度 材料力学 問2
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
図の構造 ABCD は A で剛体壁に固定されている。D は x 方向には自由に移動できるが、y 方向には移動できず、反力を支持する。C に y 方向の荷重 P を作用させる。AB =a、BC =c、CD =b、丸棒の直径は d、ヤング率は E とし、a,b,c≫d とする。

- 点 D の反力 Q を求めよ。
- 着力点 C の y 方向変位を求めよ。
- 点 D の x 方向変位を求めよ。
题目描述
图示折杆 ABCD 在 A 固定,D 可沿 x 方向移动,但不能沿 y 方向移动。C 受沿 +y 的力 P。AB、BC、CD 的长度分别为 a,c,b,圆杆直径为 d,杨氏模量为 E,且 a,b,c≫d。求 D 的支反力、C 的 y 方向位移和 D 的 x 方向位移。
Kai
A0=πd2/4、I=πd4/64 とする。図のように右向きを +x、下向きを +y とし、D の上向き反力の大きさを Q と定義する。まず軸伸びも残して計算し、最後に細長い棒での主要項を示す。
(1)
AB 上で A からの距離を s、CD 上で C からの距離を r とする。曲げモーメントは、符号を統一して
MAB=P(a−s)−Q(a+b−s),MBC=−Qb,MCD=−Q(b−r).
BC の軸力は P−Q なので、ひずみエネルギーは
U=2EI1[∫0a{P(a−s)−Q(a+b−s)}2ds+cQ2b2+3Q2b3]+2EA0c(P−Q)2.
D の鉛直変位がゼロという条件 ∂U/∂Q=0 から、
N=3a3+2a2b+A0cI,D0=3(a+b)3+cb2+A0cI
とおけば
Q=PD0N.
特に軸伸びを省略する細長い棒の近似では
Q≃2{(a+b)3+3cb2}Pa2(2a+3b).
BC は一定曲げモーメント −Qb によって回転するため、分母の cb2 を落としてはならない。
(2)
Castigliano の定理より
δCy=∂P∂U=EI1[3Pa3−Q(3a3+2a2b)]+EA0c(P−Q).
(1) の反力を代入して
δCy=EIP(3a3+A0cI−D0N2).
曲げだけの近似値は、上式の I/A0 を含む項をゼロとして得られる。
(3)
D に仮想の水平荷重 H を加える。曲げモーメントへの寄与は AB で −cH、BC 上の B からの距離 y の断面で −(c−y)H である。H=0 でエネルギーを微分すると
δDx=EI1[−c∫0a{P(a−s)−Q(a+b−s)}ds+Qb∫0c(c−y)dy]=2EIc[−Pa2+Q(a2+2ab+bc)].
ここで Q には採用する近似に対応した (1) の値を用いる。