九州大学 工学府 機械系専攻 2017年度 熱工学 問2
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
ヒータに接する厚さ L の平板は、熱伝導率 k、密度 ρ、比熱 c が温度によらず一定で、最初は一様温度 Ti にある。t=0 で x=0 面から一定熱流束 q により加熱を始め、同時に x=L 面を温度 Tf>Ti の流体に曝す。熱伝達率は h とする。(50 点)

- T(x,t) を求める熱伝導方程式、初期条件一つ、境界条件二つを書け。
- 定常状態における T0=T(0),Tw=T(L) を L,k,h,Tf,q で表せ。
- 図 2 の ① は初期分布、② は少し経過した時刻の分布である。定常分布 ③ を描き、② と ③ の間の時刻における適切な分布を (a)–(d) から選んで理由を説明せよ。

- x=0 の平板温度を熱電対で測る。図 3 の設置方法 (i)–(iv) から最も適切なものを選び、理由を述べよ。熱電対、ヒータ、平板は密着している。

题目描述
初温 Ti 的平板厚 L,导热率 k、密度 ρ、比热 c 恒定。开始时左侧输入恒定热流 q,右侧与温度更高的流体 Tf 对流换热,系数 h。写瞬态方程及初边值条件,求稳态两表面温度,画稳态温度并判断中间时刻曲线;从原图选择能准确测左表面温度的热电偶布置并解释。
Kai
(1)
ρc∂t∂T=k∂x2∂2T,T(x,0)=Ti,
−kTx(0,t)=q,−kTx(L,t)=h[T(L,t)−Tf].
過渡状態では平板に熱が蓄えられるため、x=L からの放熱流束が常に q になるとは限らない。
(2)
定常では T′′=0。左端の条件から傾きは −q/k、右端では q=h(Tw−Tf) なので
Tw=Tf+hq,T0=Tf+hq+kqL.
全分布は T(x)=Tf+q/h+q(L−x)/k である。
(3)
定常時の平板内温度は、T0 から Tw へ直線的に下がり、流体側で Tf に近づく。

中間時刻の候補は (c)。左面の傾きは常に −q/k<0 であり、初期温度から加熱される過程では Tt>0、したがって Txx=(ρc/k)Tt>0 で下に凸となる。また、右壁温度がまだ Tf より低い図示の段階では、右面の傾きは正でなければならない。
(4)
(iv) を選ぶ。熱電対線を測定面に沿う等温面内に配線すると、接点から線を通じて熱が逃げる影響を小さくできる。ヒータ内部や平板内部の異なる温度領域へ直接引き出す配置では、線に沿う熱伝導による誤差が生じやすい。