九州大学 工学府 機械系専攻 2017年度 熱工学 問1
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
理想気体の可逆ガスサイクル A は、断熱圧縮 1→2、等積加熱 2→3、断熱膨張 3→4、等積放熱 4→5、等圧放熱 5→1 からなる。各状態の比体積を vi とし、v1/v2=εC、v4/v3=εE、εC<εE とする。温度 T1,T3、一定の定積比熱 cv、比熱比 κ を用いて答えよ。(60 点)
- T2,T4,T5 を求めよ。
- 各過程の比エントロピー変化 Δs12,Δs23,Δs34,Δs45,Δs51 を求めよ。
- A の断熱膨張を v=v1 の状態 4B で止め、等積放熱で 1 に戻るサイクル B を考える。A、B の T–s 線図を同じ図に描き、熱効率を比較して理由を述べよ。
- 1、2 は B と同じだが、2→3C を等圧加熱、3C→4C を断熱膨張、4C→1 を等積放熱とする C を考える。C の加熱量は B と同じである。同じ T–s 図に C を描き、B と C の効率を比較して理由を述べよ。

题目描述
理想气体循环 A 包含等熵压缩、定容加热、等熵膨胀、定容放热、定压放热,压缩比 εC 小于膨胀比 εE。给定 T1,T3,cv,κ,求其余温度及各段熵变。将膨胀提前结束在初始体积、再定容放热得到 B;将 B 的定容加热改为等热量定压加热得到 C。画三者的 T–s 图,比较 A 与 B、B 与 C 的效率。
Kai
(1)
断熱過程では Tvκ−1 が一定、5→1 では T/v が一定なので
T2=T1εCκ−1,T4=T3εE1−κ,T5=T1εCεE.
(2)
可逆断熱では ds=0、等積では ds=cvdT/T、等圧では ds=κcvdT/T。したがって
Δs12=Δs34=0,
Δs23=cvlnT1εCκ−1T3,Δs45=cvlnT3εCT1εEκ,
Δs51=κcvlnεEεC.
全過程の和はゼロとなる。
(3)

A と B の加熱量はともに qin=cv(T3−T2) である。B の膨張終点は T4B=T3εC1−κ。放熱量の差は
qout,B−qout,A=cv[T4B−T4−(κ−1)(T5−T1)].
r=εE/εC>1、t=T4B/T1 とおく。A の 4→5 が放熱である条件 T4≥T5 から t≥rκ。よって
cvT1qout,B−qout,A=t(1−r1−κ)−(κ−1)(r−1)≥rκ−κr+κ−1>0.
最後の不等式は rκ の凸性による。等しい加熱量に対して A の放熱が小さいので ηA>ηB。
(4)
等加熱量の条件から
κcv(T3C−T2)=cv(T3−T2),T3C=T2+κT3−T2.
a=T3/T2>1、b=T3C/T2=1+(a−1)/κ とする。等圧加熱では v3C/v2=b だから
T4C=T2εCκ−1bκ,T4B=T2εCκ−1a.
凸性により bκ>1+κ(b−1)=a なので T4C>T4B。C の等積放熱量の方が大きく、同じ加熱量に対して ηB>ηC となる。