九州大学 工学府 機械系専攻 2017年度 材料力学 問3
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
図の弾性丸棒 AB、BC と剛体棒 CD、DF からなる構造物が A で壁に固定されている。弾性棒のヤング率は E、ポアソン比は ν、直径は d である。AB は x 方向に長さ a、BC は y 方向に長さ b、CD は x 方向に長さ c、DF は z 方向に長さ e を持ち、a,b,c,e≫d とする。F に +y 方向の荷重 P を加える。

- 丸棒の断面二次モーメント I、断面二次極モーメント Ip、横弾性係数 G を記述せよ。
- AB のせん断力線図(SFD)と曲げモーメント線図(BMD)を描け。
- B の x,y,z 方向変位を求めよ。
- C の x,y,z 方向変位を求めよ。
- F の x,y,z 方向変位を求めよ。
题目描述
图示空间折杆由弹性杆 AB、BC 和刚臂 CD、DF 组成,A 固定。AB 沿 x 轴长 a,BC 沿 y 轴长 b,CD 沿 x 轴长 c,DF 沿 z 轴长 e。弹性杆参数为 E,ν,d,且各段长度远大于直径。F 受沿 +y 的力 P。求 I,Ip,G,画 AB 的剪力与弯矩图,并求 B、C、F 三点各自的三方向位移。
Kai
(1)
I=64πd4,Ip=32πd4=2I,G=2(1+ν)E.
以下 A0=πd2/4 とし、曲げ・ねじりによる一次の変位を求める。BC の軸伸び Pb/(EA0) も併記する。
(2)
AB 上で A からの距離を s とすると、断面の先に作用する荷重の合力は Pey、その力のモーメントは
M(s)=−Peex+P(a+c−s)ez.
したがって、断面の先の荷重を正に取る符号規約では
Vy(s)=P,Mz(s)=P(a+c−s)(0<s<a).
SFD は高さ P の一定値、BMD は A の P(a+c) から B の Pc へ直線的に減少する。ねじりモーメントは別に Tx=−Pe で一定である。

(3)
AB は y 方向の端力 P と z 軸まわりの端偶力 Pc を受けるので
δBx=0,δBy=EIP(3a3+2ca2),δBz=0.
B の回転ベクトルは
φB=(−GIpPea, 0,EIP(2a2+ac)).
ねじりによる断面回転だけでは中心線上の B に z 方向変位は生じない。たわみとねじれ角の積は二次の微小量なので、線形理論には含めない。
(4)
B の回転による C の変位は φB×(bey)。さらに BC は軸力 P、一定曲げモーメント (−Pe,0,Pc) を受ける。したがって
δCx=−EIP(2a2b+abc+2cb2),
δCy=EIP(3a3+2ca2)+EA0Pb,
δCz=−GIpPeab−2EIPeb2=−2EIPeb{2(1+ν)a+b}.
BC の軸伸びを無視する近似では、δCy の最後の項を省く。
(5)
C の回転は
φC=(−GIpPea−EIPeb, 0,EIP(2a2+ac+bc)).
CD、DF は剛体だから
δF=δC+φC×(cex+eez).
よって
δFx=δCx,δFz=δCz,
δFy=EIP[3a3+a2c+ac2+bc2+be2+(1+ν)ae2]+EA0Pb.
最後の軸伸びの項は細長い棒で省略できる。上式は、弾性部 AB、BC のひずみエネルギーを荷重 P で微分しても得られる。