九州大学 工学府 機械系専攻 2016年8月実施 機械力学 問2
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
図のように中心 O1,O2 まわりに回転でき、回転軸まわりの極慣性モーメントがそれぞれ I1,I2、半径が R1,R2 の円板がある。両円板にはひもが巻かれており、ばね定数 k のばねを介してつながれている。平衡状態において、ひもとばねはたわまずに張られており、平衡状態からの各円板の回転角を θ1,θ2 とする。ひもは伸びずに質量を無視でき、ひもと円板は滑らないものとする。θ1,θ2 は微小として以下の問いに答えよ。(50点)
(1) O1,O2 まわりの回転の運動方程式を求め、行列表示せよ。
(2) 固有角振動数 ω1,ω2 (ω1<ω2) と固有モード X1,X2 を求めよ。
(3) モード座標 ξ1,ξ2 を定義し、各モード座標に関する非連成の方程式を導出せよ。
(4) ξ1,ξ2 の一般解を求めよ。

题目描述
如图,两个圆盘分别可绕中心 O1,O2 转动,绕转轴的极转动惯量分别为 I1,I2,半径分别为 R1,R2。两个圆盘上缠绕细绳,并通过弹簧常数为 k 的弹簧相连。平衡时细绳和弹簧均绷紧、不松弛。两圆盘相对平衡状态的转角为 θ1,θ2。细绳不可伸长、质量可忽略,绳与圆盘之间不滑动。设 θ1,θ2 微小,回答下列问题。(50分)
(1) 求绕 O1,O2 转动的运动方程,并用矩阵表示。
(2) 求固有角频率 ω1,ω2 (ω1<ω2) 和固有振型 X1,X2。
(3) 定义模态坐标 ξ1,ξ2,推导各模态坐标的解耦方程。
(4) 求 ξ1,ξ2 的通解。
Kai
まず、微小運動中も上下両方のひもが張られている場合を考える。
(1)
δ=R1θ1−R2θ2 とおくと、上下のばねの伸びの変化は δ,−δ。平衡張力を T0 とすれば張力差は (T0+kδ)−(T0−kδ)=2kδ となる。よって
M(I100I2)θ¨+K2k(R12−R1R2−R1R2R22)θ=0.
(2)
D=R12/I1+R22/I2 とおく。det(K−ω2M)=0 より
ω1=0,ω2=2kD.
対応するモードは
X1∝(R2R1),X2∝(R1/I1−R2/I2).
第 1 モードでは両円板の周速度が等しく、ばねの伸びは変化しない。
(3)
質量正規化したベクトルを
ϕ1=I1R22+I2R12(R2,R1)T,ϕ2=D(R1/I1,−R2/I2)T
とし、Φ=(ϕ1 ϕ2)、θ=Φξ と定義する。ΦTMΦ=I、ΦTKΦ=diag(0,2kD) だから
ξ¨1=0,ξ¨2+ω22ξ2=0.
(4)
ξ1=A+Bt,ξ2=Ccosω2t+D0sinω2t.
なお、平衡張力が厳密にゼロで、ひもが圧縮力を伝えず片側がたるむ別の条件では、張力を kmax(δ,0) と kmax(−δ,0) とする。この場合の張力差は kδ となり、上式の 2k を k に置き換える。固有モードは変わらず、非零固有角振動数は kD となる。