九州大学 工学府 機械系専攻 2015年8月実施 熱工学 問3
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
図(a)のように,熱伝導率が kA,厚さが LA の平板Aと熱伝導率が kB(=kA/2),厚さが LB(=2LA) の平板Bが密着し,それぞれ異なる温度の流体にさらされている。温度 T1 の流体1と接する平板Aの表面温度を TA,温度 T2 の流体2と接する平板Bの表面温度を TB とし,T1>T2 である。平板Aは流体1と熱伝達率 hA で,平板Bは流体2と熱伝達率 hB でそれぞれ対流熱伝達を生じている。なお,密着面の接触熱抵抗は無視できる。また,平板AとBの内部では厚さ方向(座標 x)に一次元定常熱伝導が生じている。次の(1)平板Aで内部発熱がない場合と(2)ある場合について,それぞれ答えよ。ここで,単位は熱伝導率が W/(m⋅K),熱伝達率が W/(m2⋅K),厚さが m,温度が K とする。物性値は一定とし,平板Bは発熱しない。ふく射伝熱は考えなくてよい。(55点)

(1) 平板Aの内部発熱がない場合:
(1-1) 平板を通過する熱流束 q(W/m2) を kA,LA,hA,hB,T1−T2 を用いて表せ。
(1-2) 温度差 T1−TA は T1−T2 の 4/10 倍,TA−TB は T1−T2 の 5/10 倍であった。熱伝達率 hB は hA の何倍であるか求めよ。また,平板AとBの接触面温度 TAB を T1 と T2 を用いて表せ。さらに,hA を kA と LA で表せ。図(b)を使って考えてよい。
(2) 表面温度 TA が T1 と等しくなるように平板Aに体積発熱量 H0(W/m3) で一様に内部発熱させた場合(ただし,T1>T2,熱伝導率や熱伝達率も(1)と変わらない):
(2-1) 平板Aから流体1への,ならびに平板Bから流体2への,熱流束(W/m2)をそれぞれ求めよ。ただし,温度の記号 T は使用不可とする。
(2-2) 平板A内の温度分布 T(x) を x,kA,H0,T1 を用いて表せ。なお,内部発熱のある定常一次元熱伝導方程式は
dx2d2T+kAH0=0
である。
(2-3) 体積発熱量 H0 を kA,LA,hB,T1−T2 を用いて表せ。
(2-4) さらに,体積発熱量を H0 の α(>1) 倍に増やしたところ,温度差 TA−T1 と TB−T2 はともに等しく ΔT になった。倍率 α を ΔT,hA,hB,LA,H0 で表せ。
题目描述
如图(a),导热系数为 kA、厚度为 LA 的平板A与导热系数为 kB=kA/2、厚度为 LB=2LA 的平板B紧密接触,两侧分别暴露于温度不同的流体。与温度 T1 的流体1接触的A板表面温度为 TA,与温度 T2 的流体2接触的B板表面温度为 TB,且 T1>T2。A板与流体1之间、B板与流体2之间分别以换热系数 hA,hB 发生对流换热。可忽略接触面的接触热阻。两板内沿厚度方向(坐标 x)发生一维稳态导热。分别回答(1)A板无内部热源和(2)有内部热源的情况。导热系数、换热系数、厚度、温度的单位依次为 W/(m⋅K)、W/(m2⋅K)、m、K。物性为常数,B板不发热,不考虑辐射换热。(55分)
(1) A板没有内部热源的情况:
(1-1) 用 kA,LA,hA,hB,T1−T2 表示通过平板的热流密度 q(W/m2)。
(1-2) 已知 T1−TA 是 T1−T2 的 4/10,TA−TB 是 T1−T2 的 5/10。求 hB 是 hA 的多少倍;用 T1,T2 表示两板接触面温度 TAB;再用 kA,LA 表示 hA。可以利用图(b)思考。
(2) 在A板内施加均匀体积发热量 H0(W/m3),使表面温度 TA=T1 的情况。仍有 T1>T2,导热系数及换热系数均与(1)相同。
(2-1) 分别求从A板流向流体1、从B板流向流体2的热流密度(W/m2)。不得使用温度符号 T。
(2-2) 用 x,kA,H0,T1 表示A板内温度分布 T(x)。有内部热源的一维稳态导热方程为
dx2d2T+kAH0=0.
(2-3) 用 kA,LA,hB,T1−T2 表示体积发热量 H0。
(2-4) 再将体积发热量增加为 H0 的 α(>1) 倍,发现温差 TA−T1 与 TB−T2 均等于 ΔT。用 ΔT,hA,hB,LA,H0 表示倍率 α。
Kai
(1-1)
熱抵抗の直列和より
q=1/hA+5LA/kA+1/hBT1−T2.
(1-2)
流体 2 側の温度差は全温度差の 0.1 倍。両対流抵抗の比から
hB=4hA.
A、B の伝導熱抵抗比は 1:4 なので、A 内の温度降下は全体の 0.1 倍となる。したがって
TAB=2T1+T2,hA=4LAkA.
(2-1)
TA=T1 より流体 1 への放熱はゼロ。発熱はすべて B 側に流れるので
qA→1=0,qB→2=H0LA.
(2-2)
T(0)=T1、T′(0)=0 を積分定数に反映すると
T(x)=T1−2kAH0x2.
(2-3)
A 内、B 内、B 側対流の温度降下の和から
T1−T2=2kAH0LA2+(H0LA)kA4LA+hBH0LA.
よって
H0=LA(9LA/(2kA)+1/hB)T1−T2.
(2-4)
全発熱が両流体への放熱に等しいことから
αH0LA=hAΔT+hBΔT,α=H0LA(hA+hB)ΔT.