九州大学 工学府 機械系専攻 2015年8月実施 熱工学 問2
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
二つの圧力 pa,pb の間で動作する p–v 線図上に示すような蒸気サイクル(1→2→3→4→1)を考える。1→2および3→4は等エントロピー変化,2→3および4→1は等圧変化であり,2は飽和液,3は乾き飽和蒸気である。また,飽和蒸気表より以下の値が与えられている。記号は慣例に従うものとする。(40点)
| 圧力 (Pa) | 飽和温度 (K) | 飽和液の比エントロピー (J/(kg⋅K)) | 飽和蒸気の比エントロピー (J/(kg⋅K)) |
|---|
| pa | Ta | sa′ | sa′′ |
| pb | Tb | sb′(=s2) | sb′′(=s3) |

この時,Ta,Tb,sa′,sa′′,sb′,sb′′ を使って以下の問いに答えよ。
(1) このサイクルを1~4の点を対応させて,T–s 線図上に描け。
(2) 圧力 pb における蒸発潜熱(J/kg)を求めよ。
(3) 点1および4の乾き度 x1 および x4 を求めよ。
(4) このサイクル中の排熱量 qC(J/kg) を求めよ。
(5) このサイクルで得られる正味の仕事 l(J/kg) を求めよ。
(6) このサイクルの熱効率を求めよ。
题目描述
考虑在压力 pa,pb 之间工作的蒸汽循环1→2→3→4→1,其 p–v 图如图所示。1→2及3→4为等熵变化,2→3及4→1为等压变化,状态2为饱和液体,状态3为干饱和蒸汽。饱和蒸汽表给出下列数值,符号采用惯例。(40分)
| 压力 (Pa) | 饱和温度 (K) | 饱和液体比熵 (J/(kg⋅K)) | 饱和蒸汽比熵 (J/(kg⋅K)) |
|---|
| pa | Ta | sa′ | sa′′ |
| pb | Tb | sb′(=s2) | sb′′(=s3) |
用 Ta,Tb,sa′,sa′′,sb′,sb′′ 回答下列问题。
(1) 在 T–s 图上画出该循环,并对应标明状态点1~4。
(2) 求压力 pb 下的汽化潜热(J/kg)。
(3) 求状态点1和4的干度 x1,x4。
(4) 求循环的排热量 qC(J/kg)。
(5) 求循环所得的净功 l(J/kg)。
(6) 求循环热效率。
Kai
(1)
二相域の等圧過程は等温でもあるため、T–s 線図は時計回りの長方形となる。

1=(sb′,Ta),2=(sb′,Tb),3=(sb′′,Tb),4=(sb′′,Ta).
(2)
可逆蒸発では dq=Tbds なので
rb=Tb(sb′′−sb′).
(3)
湿り蒸気のエントロピーは s=sa′+x(sa′′−sa′)。等エントロピー条件から
x1=sa′′−sa′sb′−sa′,x4=sa′′−sa′sb′′−sa′.
(4)
低圧側での実際のエントロピー変化は s4−s1=sb′′−sb′ であるため
qC=Ta(sb′′−sb′).
(5)
l=rb−qC=(Tb−Ta)(sb′′−sb′).
(6)
η=rbl=1−TbTa.