九州大学 工学府 機械系専攻 2015年8月実施 熱工学 問1
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
(55点)
[A]
ある気体の圧力を p,比体積を v,温度を T,比内部エネルギーを u,比エンタルピーを h,気体定数を R,定積比熱を cv,定圧比熱を cp,比熱比を κ とする。以下の問いに答えよ。
(1) 理想気体の場合,cp−cv=R が成り立つことを示せ。なお,理想気体の場合 u は T のみに依存し,du=cvdT,dh=cpdT であることを既知としてよい。
(2) 理想気体かつ比熱の温度依存性が無い場合,断熱変化において pvκ=一定 であることを示せ。なお,(1)の与式を用いてよい。
[B]
図のように断熱のシリンダ・ピストン装置に比熱比 κ の理想気体が密閉されている。シリンダとピストンの間に摩擦,気体の漏れは無い。装置内にはヒーターが設置されている。状態0において,気体の圧力は大気圧と同じ p0,体積は V0 である。状態0からピストンに外力を加えないままヒーターによる緩やかな加熱を始め,総量 Q の熱を加えた状態を状態1とし,このときの気体の体積を V1 とする。次に,もう一度状態0に戻る。状態0からピストンを固定してヒーターによる緩やかな加熱を始め,総量 Q の熱を加えた状態を状態2とする。状態2からピストンを手で持ってゆっくり移動し気体の体積を V1 とした状態を状態3とする。p0,V0,κ,Q を既知とし,以下の問いに答えよ。ただし,全ての変化は準静的であり,κ は温度に依存しないとする。

(1) V1 を求めよ。
(2) 状態3の気体の圧力 p3 を求めよ。
(3) p0 と p3 の大小関係について適切な式を選び○で囲め。
p0<p3p0=p3p0>p3
(4) 状態0から状態1の間に気体がした仕事 L01 と状態2から状態3の間に気体がした仕事 L23 の大小関係について適切な式を選び○で囲め。
L01<L23L01=L23L01>L23
(5) (3)で選択した式が成り立つことを示せ。
(6) (4)で選択した式が成り立つことを示せ。なお,(3)で選択した式を用いてよい。
题目描述
(55分)
[A] 某气体的压力、比体积、温度、比内能、比焓、气体常数、定容比热、定压比热及比热比分别为 p,v,T,u,h,R,cv,cp,κ。回答下列问题。
(1) 证明理想气体满足 cp−cv=R。可将以下性质视为已知:理想气体的 u 仅依赖于 T,且 du=cvdT、dh=cpdT。
(2) 对于比热不随温度变化的理想气体,证明绝热变化满足 pvκ=常数。可以使用(1)给出的关系式。
[B] 如图,绝热气缸—活塞装置内密封着比热比为 κ 的理想气体。气缸与活塞之间无摩擦且不漏气,装置内部安装有加热器。状态0时,气体压力与大气压同为 p0,体积为 V0。从状态0开始,不对活塞施加外力,用加热器缓慢加热,输入总热量 Q 后到达状态1,此时体积为 V1。随后重新回到状态0,固定活塞并缓慢加热,输入同样总热量 Q 后到达状态2。再从状态2开始用手握住活塞缓慢移动,使气体体积达到 V1,记为状态3。已知 p0,V0,κ,Q,所有变化均为准静态变化,κ 不随温度变化。
(1) 求 V1。
(2) 求状态3的气体压力 p3。
(3) 从以下选项中选出 p0,p3 的正确大小关系并圈出:
p0<p3p0=p3p0>p3.
(4) 比较气体在状态0→1中所做的功 L01 与状态2→3中所做的功 L23,选出正确关系并圈出:
L01<L23L01=L23L01>L23.
(5) 证明(3)中所选的关系成立。
(6) 证明(4)中所选的关系成立。可以使用(3)中所选的关系。
Kai
A(1)
h=u+pv=u+RT を温度で微分すると cp=cv+R。よって cp−cv=R。
A(2)
断熱の第一法則より cvdT=−pdv。pdv+vdp=RdT に代入し、R/cv=κ−1 を使うと
pdp+κvdv=0,pvκ=const.
B(1)
気体全体の内部エネルギーは U=pV/(κ−1) なので
Q=κ−1p0(V1−V0)+p0(V1−V0),V1=V0+κκ−1p0Q.
B(2)
定積加熱より p2=p0+(κ−1)Q/V0。続く断熱膨張では
p3=[p0+V0(κ−1)Q][1+κp0V0(κ−1)Q]−κ.
B(3), B(4)
p0>p3,L01<L23.
B(5)
a=(κ−1)Q/(p0V0)>0 とおく。κ>1 より、厳密な Bernoulli の不等式
(1+a/κ)κ>1+a
が成り立つため、p3/p0=(1+a)/(1+a/κ)κ<1。
B(6)
両経路の受熱量は Q で等しく、最終体積はともに V1 なので、第一法則から
L23−L01=U1−U3=κ−1(p0−p3)V1>0.
また、L01=(κ−1)Q/κ、L23=(p2V0−p3V1)/(κ−1) でも確認できる。