九州大学 工学府 機械系専攻 2016年度 数学 問4
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
2次元空間における x,y 方向の単位ベクトルを i,j とし、演算子 ∇=i∂/∂x+j∂/∂y を定義する。R を正の実数とし、スカラ関数 Φ(r)、ベクトル関数 A(x,y)、スカラ関数 Γ(x,y) をそれぞれ下記のように定義する。
Φ(r)=⎩⎨⎧2R2r2−R2log(r/R)0≤r≤R,r>R,A=∇Φ(x2+y2),Γ=∇⋅A.
以下の問いに答えよ。(50点)
- 関数 Φ(r) の概形を描け。
- 関数 A(x,y) を求めよ。
- 関数 Γ(x,y) を求め、その概形を描け。
- 領域 D={(x,y)∣∣x∣≤2R, ∣y∣≤2R} とするとき、∬DΓ(x,y)dxdy を求めよ。
题目描述
对分段径向势函数求梯度和散度,画势函数与散度的形状,并求正方形区域上的散度积分。
Kai
(1)
Φ(0)=−1/2、Φ(R)=0。r<R では下に凸の放物線、r>R では単調増加する対数曲線であり、r=R で値と1階導関数が連続する。

(2)
r=x2+y2 とすると
A(x,y)=⎩⎨⎧R2xi+yjx2+y2xi+yjr≤R,r>R.
両式は r=R で一致し、原点では A=0。
(3)
円周 r=R を除いて微分すると
Γ(x,y)={2/R20r<R,r>R.
内側では一定、外側では零である。上図右は半径方向の断面を示す。r=R では2階微分が一致しないため、古典的な散度は定義できない。この円周での値をどう定めても面積積分は変わらない。また A は連続なので境界にデルタ関数状の項は生じない。
(4)
D は半径 R の円板をすべて含むから
∬DΓdxdy=R22⋅πR2=2π.