九州大学 工学府 機械系専攻 2016年度 材料力学 問2
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
高さ d の浮きを水に浮かべ、図のように片持ちはり AB の先端 A と浮きを高さ h の回転支点で結ぶ。はりは長さ ℓ、曲げ剛性 EI であり、B で壁に固定され、初期状態で水面と平行である。水面からはり下面までの距離を c とし、h≪c<d とする。浮きは傾かず鉛直方向にだけ動く。浮きの密度を ρf、水の密度を ρw、水平断面積を S、重力加速度を g とし、ρf<ρw とする。

- c と d の関係を求めよ。
- A に下向き荷重 P を加えたとき、A の変位を求めよ。
题目描述
高 d、水平截面积 S、密度 ρf 的浮块漂浮在密度 ρw 的水中,并经高 h 的铰支点与悬臂梁端 A 相连。梁长 ℓ、弯曲刚度 EI,B 固定,初始水平,梁底高出水面 c,且 h≪c<d。浮块只做竖直运动。求 c,d 的关系,以及在 A 向下施加力 P 后的位移。
Kai
(1)
図の寸法を保てば、浮きの水面上の高さは c−h、水中にある高さは d−c+h である。初期の浮力と重力のつり合いより
ρwgS(d−c+h)=ρfgSd.
したがって
c=h+(1−ρwρf)d.
h≪c として支点高さを省略すれば、c≃(1−ρf/ρw)d となる。
(2)
A の下向き変位を δ とする。浮きが部分的に水面上にある範囲では、追加浮力は ρwgSδ。これは A に上向きに作用するので、はりが受ける正味の下向き端力は P−ρwgSδ である。
δ=3EI(P−ρwgSδ)ℓ3.
よって
δ=3EI+ρwgSℓ3Pℓ3.
はりの先端ばね定数 3EI/ℓ3 と浮力によるばね定数 ρwgS が加算される。
この式の適用範囲は 0≤δ<c−h である。完全に水没するまで大きな荷重を加える場合、浮力の増分は (ρw−ρf)gSd で飽和するため、同じはりモデルのもとでは
δ=3EI{P−(ρw−ρf)gSd}ℓ3
に切り替わる。両式は δ=c−h で連続である。