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九州大学 工学府 機械系専攻 2015年8月実施 機械力学 問1

Author​

祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)

Description​

図のように、質量 2m2m の物体 A と質量 mm の物体 B が、ばね定数 6k6k および 4k4k の質量の無視できるばねで鉛直方向に連結されている。物体 B の上には質量 mm の物体 C が固定されており、物体 B と一体となって動く。静的平衡状態から下向きに物体 A を dd だけ、物体 B を 2d2d だけ押し込んで静止させたのちに静かに放して自由振動させた。静的平衡状態からの物体 A の変位を x1x_1、物体 B の変位を x2x_2(いずれも鉛直下向きを正)とする。重力加速度を gg とし、各物体は鉛直方向にのみ動くものとして、以下の問いに答えよ。(50点)

(1) 自由振動しているときの系の運動方程式を求めよ。

(2) 系の固有角振動数および固有モードを求めよ。

(3) 自由振動の開始時刻を t=0t=0 として、t>0t>0 における x1x_1 および x2x_2 を時間の関数として表せ。

(4) 物体 C が物体 B の上に固定されずに置かれている場合について考える。物体 B と物体 C の間に作用する内力を FF(物体同士が押し合う向きを正)として物体 B と一体となって運動しているときの物体 C の運動方程式を導出し、自由振動時における内力 FF を時間の関数として表せ。さらに、自由振動時に物体 C が物体 B から離れない dd の範囲を求めよ。

原題の鉛直ばね系と重ねた物体

题目描述​

如图,质量为 2m2m 的物体 A 和质量为 mm 的物体 B 通过弹簧常数为 6k6k、4k4k 的无质量弹簧沿竖直方向连接。B 上固定有质量为 mm 的物体 C,与 B 一起运动。从静平衡状态将 A 向下压 dd、B 向下压 2d2d,保持静止后轻轻释放,使其自由振动。A、B 相对静平衡位置的位移分别为 x1,x2x_1,x_2,均以竖直向下为正。重力加速度为 gg,各物体只沿竖直方向运动。回答下列问题。(50分)

(1) 求自由振动时系统的运动方程。

(2) 求固有角频率和固有振型。

(3) 以自由振动开始时刻为 t=0t=0,将 t>0t>0 时的 x1,x2x_1,x_2 表示为时间函数。

(4) 考虑 C 不固定、仅放置于 B 上的情况。设 B、C 之间的内力为 FF,两物体相互挤压的方向为正。推导 C 与 B 一起运动时 C 的运动方程,并将自由振动时的内力 FF 表示为时间函数。进一步求自由振动过程中 C 不离开 B 所需的 dd 范围。

Kai​

(1)​

静的平衡を原点とすると、重力とばねの静的な力が相殺される。

2mx¨1+10kx1−4kx2=0,2mx¨2−4kx1+4kx2=0.\boxed{\begin{gathered} 2m\ddot x_1+10kx_1-4kx_2=0,\\ 2m\ddot x_2-4kx_1+4kx_2=0. \end{gathered}}

(2)​

det⁡(10k−2mω2−4k−4k4k−2mω2)=4(mω2−k)(mω2−6k)=0.\begin{gathered} \det\begin{pmatrix}10k-2m\omega^2&-4k\\-4k&4k-2m\omega^2\end{pmatrix} =4(m\omega^2-k)(m\omega^2-6k)\\ =0. \end{gathered}

よって

ω1=k/m,ϕ1=(1,2)T,ω2=6k/m,ϕ2=(−2,1)T.\boxed{\begin{gathered} \omega_1=\sqrt{k/m},\\ \boldsymbol\phi_1=(1,2)^T,\\ \omega_2=\sqrt{6k/m},\\ \boldsymbol\phi_2=(-2,1)^T. \end{gathered}}

(3)​

初期変位 (d,2d)T(d,2d)^T は第 1 モードに一致し、初速度はゼロなので

x1=dcos⁡ω1t,x2=2dcos⁡ω1t.\boxed{x_1=d\cos\omega_1t,\qquad x_2=2d\cos\omega_1t.}

(4)​

下向きを正とする C の運動方程式は mx¨2=mg−Fm\ddot x_2=mg-F。したがって

F(t)=mg−mx¨2=mg+2kdcos⁡ω1t.\boxed{F(t)=mg-m\ddot x_2=mg+2kd\cos\omega_1t.}

接触を保つ条件は全時刻で F≥0F\ge0。d≥0d\ge0 より

0≤d≤mg2k.\boxed{0\le d\le\frac{mg}{2k}.}

等号では一瞬だけ接触力がゼロとなるが、必要接触力は負にならないため離脱しない。