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九州大学 工学府 機械系専攻 2013年8月実施 流体工学 問3

Author​

祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)

Description​

水平面とのなす角が θ\theta の非常に長い斜面上に,底面が水平な状態で水が水位 hh まで入れられた容器を載せた台車が,上方よりロープで固定された状態で静止している(図a)。ある時刻においてロープを切断すると,台車は斜面下方に向かって加速し(図b),やがて台車および容器に作用する空気抵抗の増加により一定速度 VV で移動するようになる(図c)。重力加速度を gg として,以下の問いに答えよ。(50点)

(1) 台車の静止状態(図a)において,容器内の水面が水平面となす角 βa\beta_a を求めよ。また,そのときの水面を図a中に示せ。

(2) 台車の加速期(図b)において,台車の加速度 α\alpha がほぼ一定であるとして,容器内の水面が水平面となす角 βb\beta_b を求めよ。必要なら台車の移動速度を vv とせよ。また,そのときの水面を図b中に示せ。

(3) 台車の等速運動時(図c)において,容器内の水面が水平面となす角 βc\beta_c を求めよ。また,そのときの水面を図c中に示せ。

原題の図a–c:静止・加速・等速運動する台車上の容器

题目描述​

在与水平面夹角为 θ\theta 的很长斜面上,一辆载有容器的小车由上方绳索固定而静止,见图a。容器内的水量为:当容器底面水平时,水位达到 hh。在某时刻切断绳索后,小车沿斜面向下加速,见图b;随后,作用在小车和容器上的空气阻力增大,小车最终以恒定速度 VV 运动,见图c。设重力加速度为 gg,回答下列问题。(50分)

(1) 小车静止时(图a),求容器内水面与水平面的夹角 βa\beta_a,并在图a中画出此时的水面。

(2) 小车加速阶段(图b),设其加速度 α\alpha 近似恒定,求容器内水面与水平面的夹角 βb\beta_b。必要时,可将小车速度记作 vv。同时在图b中画出此时的水面。

(3) 小车匀速运动时(图c),求容器内水面与水平面的夹角 βc\beta_c,并在图c中画出此时的水面。

Kai​

(1)​

静止状態では有効重力は鉛直下向きで、自由表面は水平である。

βa=0.\boxed{\beta_a=0}.

(2)​

斜面が右上がりとして、右向きに xx、上向きに yy をとる。台車の加速度は (−αcos⁡θ,−αsin⁡θ)(-\alpha\cos\theta,-\alpha\sin\theta) である。台車とともに動く座標系では慣性力を加えて

1ρ∇p=(αcos⁡θ,−g+αsin⁡θ).\frac1\rho\nabla p=(\alpha\cos\theta,-g+\alpha\sin\theta).

自由面では dp=0dp=0 なので

dydx=αcos⁡θg−αsin⁡θ,βb=arctan⁡(αcos⁡θg−αsin⁡θ).\begin{gathered} \frac{dy}{dx}=\frac{\alpha\cos\theta}{g-\alpha\sin\theta},\\ \boxed{\beta_b=\arctan\left(\frac{\alpha\cos\theta}{g-\alpha\sin\theta}\right)}. \end{gathered}

水面は斜面上方へ向かって高くなる。角度は速度 vv 自体に依存しない。斜面下向きの自由加速度 α=gsin⁡θ\alpha=g\sin\theta の場合は βb=θ\beta_b=\theta となり、水面は斜面に平行になる。上式は液面が有効重力に対して釣り合った状態を表し、ロープ切断直後の過渡的な液面振動は含めない。

(3)​

等速では加速度がゼロで、再び水面は水平となる。

βc=0.\boxed{\beta_c=0}.

下図は同じ水量に対する各状態の模式図で、中央は 0<α<gsin⁡θ0<\alpha<g\sin\theta の例である。

解答図 1(既存図の局部表示)

解答図 2(既存図の局部表示)

解答図 3(既存図の局部表示)