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九州大学 工学府 機械系専攻 2013年8月実施 機械力学 問2

Author​

祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)

Description​

図に示すように、滑らかな水平面上を運動する質量 m1m_1 の物体が、ばね定数 k1k_1 のばねを介して基礎に接続され、物体には、鉛直からの回転角度 θ\theta に比例したトルクを発生する回転ばね(ばね定数 k2k_2)を介して、質量 m2m_2 の質点が長さ ll の質量の無視できる剛体棒で接続されている。回転ばねによるトルクは θ=0\theta=0 のときに0であるとする。ばね定数 k1k_1 のばねが自然長であるときの棒の支持点を原点 O とする静止座標系で考える。水平右向きを xx 軸の正方向、鉛直上向きを yy 軸の正方向とする。一般化座標を x=[x θ]T\boldsymbol{x}=[x\ \theta]^{\mathsf T} として以下の問いに答えよ。重力加速度を gg とする。(50点)

(1) 運動エネルギー TT とポテンシャルエネルギー UU を求めよ。

(2) ラグランジュの運動方程式を求めよ。さらに、θ,θ˙\theta,\dot\theta を微小として運動方程式を線形化し、行列表示せよ。

(3) k2=αk1l2k_2=\alpha k_1l^2、m1=m2=mm_1=m_2=m、k1/m=g/l=βk_1/m=g/l=\beta として、系の特性方程式を示し、この系のすべてのモードが振動的になる条件を導け。ただし、α,β\alpha,\beta はいずれも正の実数とする。

原題の回転ばね付き倒立振り子と移動物体

题目描述​

如图,质量为 m1m_1 的物体在光滑水平面上运动,通过弹簧常数为 k1k_1 的弹簧连接至基础。物体上通过一转动弹簧连接长度为 ll、质量可忽略的刚杆,杆端有质量为 m2m_2 的质点。转动弹簧的弹簧常数为 k2k_2,产生与杆相对竖直方向转角 θ\theta 成正比的扭矩,在 θ=0\theta=0 时扭矩为零。使用静止坐标系,以 k1k_1 弹簧处于原长时杆的支点为原点 O;xx 轴正向水平向右,yy 轴正向竖直向上。广义坐标为 x=[x θ]T\boldsymbol{x}=[x\ \theta]^{\mathsf T},重力加速度为 gg。回答下列问题。(50分)

(1) 求动能 TT 和势能 UU。

(2) 求拉格朗日运动方程。进一步将 θ,θ˙\theta,\dot\theta 视为微小量,对运动方程线性化并用矩阵表示。

(3) 令 k2=αk1l2k_2=\alpha k_1l^2、m1=m2=mm_1=m_2=m、k1/m=g/l=βk_1/m=g/l=\beta,写出系统特征方程,推导所有模态均呈振动状态的条件。其中 α,β\alpha,\beta 均为正实数。

Kai​

(1)​

質点 m2m_2 の座標は (x+lsin⁡θ,lcos⁡θ)(x+l\sin\theta,l\cos\theta)。したがって、ポテンシャルの任意定数を省略して

T=12(m1+m2)x˙2+m2lx˙θ˙cos⁡θ+12m2l2θ˙2,\boxed{T=\frac12(m_1+m_2)\dot x^2+m_2l\dot x\dot\theta\cos\theta +\frac12m_2l^2\dot\theta^2,}
U=12k1x2+12k2θ2+m2glcos⁡θ.\boxed{U=\frac12k_1x^2+\frac12k_2\theta^2+m_2gl\cos\theta.}

(2)​

L=T−UL=T-U に対し d(∂L/∂q˙)/dt−∂L/∂q=0\mathrm d(\partial L/\partial\dot q)/\mathrm dt-\partial L/\partial q=0 を用いる。

(m1+m2)x¨+m2l(θ¨cos⁡θ−θ˙2sin⁡θ)+k1x=0,\boxed{(m_1+m_2)\ddot x+m_2l(\ddot\theta\cos\theta-\dot\theta^2\sin\theta)+k_1x=0,}
m2lx¨cos⁡θ+m2l2θ¨+k2θ−m2glsin⁡θ=0.\boxed{m_2l\ddot x\cos\theta+m_2l^2\ddot\theta+k_2\theta-m_2gl\sin\theta=0.}

第2式では、d(∂L/∂θ˙)/dt\mathrm d(\partial L/\partial\dot\theta)/\mathrm dt と ∂L/∂θ\partial L/\partial\theta の双方に現れる −m2lx˙θ˙sin⁡θ-m_2l\dot x\dot\theta\sin\theta が相殺される。

一次の項だけを残すと

(m1+m2m2lm2lm2l2)(x¨θ¨)+(k100k2−m2gl)(xθ)=0.\boxed{ \begin{pmatrix}m_1+m_2&m_2l\\m_2l&m_2l^2\end{pmatrix} \begin{pmatrix}\ddot x\\\ddot\theta\end{pmatrix} +\begin{pmatrix}k_1&0\\0&k_2-m_2gl\end{pmatrix} \begin{pmatrix}x\\\theta\end{pmatrix}=\boldsymbol0.}

(3)​

与えられた関係を代入すると、質量行列と剛性行列は

M=m(2lll2),K=mβ(100(α−1)l2).\begin{gathered} \boldsymbol M=m\begin{pmatrix}2&l\\l&l^2\end{pmatrix},\\ \boldsymbol K=m\beta\begin{pmatrix}1&0\\0&(\alpha-1)l^2\end{pmatrix}. \end{gathered}

特性方程式は

ω4−(2α−1)βω2+(α−1)β2=0.\boxed{\omega^4-(2\alpha-1)\beta\omega^2+(\alpha-1)\beta^2=0.}

その2根は

ω±2=β2[2α−1±4(α−1)2+1].\omega_\pm^2=\frac\beta2\left[2\alpha-1\pm\sqrt{4(\alpha-1)^2+1}\right].

両根は常に実数である。両方を正にするには、和が正、積が正であればよい。β>0\beta>0 より 2α−1>02\alpha-1>0 と α−1>0\alpha-1>0 を合わせて

α>1.\boxed{\alpha>1.}

α=1\alpha=1 では零振動数のモードが残り、0<α<10<\alpha<1 では一方の ω2\omega^2 が負となる。これは回転ばねの復元剛性 k2k_2 が倒立位置の重力による負の剛性 mglmgl を上回る条件と一致する。