九州大学 工学府 機械系専攻 2013年度 熱工学 問2
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
図のように、断面積と長さが同じ銅棒1本と真ちゅう棒6本を交点A、Bで連結する。各棒の長さは 1m。銅棒の熱伝導率は真ちゅう棒の3倍の 400W/(mK) で、一様な内部発熱 H=4800W/m3 を持つ。真ちゅう棒は発熱しない。各末端温度を図の値 T1=60∘C,T2=80∘C,T3=40∘C,T4=50∘C,T5=10∘C,T6=30∘C に保つ。(50点)

交点A、Bの温度を求めよ。また、銅棒からA、Bにそれぞれ流出する熱量の比率を求めよ。熱は棒の軸方向にのみ流れ、棒表面と外部との熱の出入りはない。
参考として、一様発熱 H、熱伝導率 k、長さ ℓ、両端温度 Ti,Tj の棒の温度分布は、Ti 側を x=0 として
T(x)=2kHℓ2[ℓx−(ℓx)2]+(Tj−Ti)ℓx+Ti
である。
题目描述
一根发热铜棒通过两端各连接三根不发热黄铜棒。各棒等长等截面,端部温度如原图。求两个连接点温度,并求从铜棒两端流出的有符号热流之比;若某端为负,应说明实际流向。
Kai
棒の断面積を S、銅棒の熱伝導率を k=400W/(mK)、長さを ℓ=1m とする。銅棒内でAを x=0、Bを x=ℓ と取る。
接点の熱収支
銅棒から外向きを正とした熱量は、与式を微分して
QA=2HSℓ+ℓkS(TB−TA),QB=2HSℓ+ℓkS(TA−TB).
真ちゅう棒の熱伝導率は k/3。各節点から3本の棒へ流れる熱量との釣り合いは
QA=3ℓkS{(TA−60)+(TA−80)+(TA−40)}=ℓkS(TA−60),
QB=3ℓkS{(TB−50)+(TB−10)+(TB−30)}=ℓkS(TB−30).
従って
2TA−TB=60+2kHℓ2=66,2TB−TA=30+2kHℓ2=36.
これを解くと
TA=56∘C,TB=46∘C.
熱量の比率
SQA=400(56−60)=−1600W/m2,SQB=400(46−30)=6400W/m2.
したがって、銅棒からの流出を正とした比は
QA:QB=−1:4.
A端では実際には銅棒へ熱が流入し、B端では銅棒から流出する。大きさだけの比は 1:4 である。QA+QB=4800S=HSℓ となり、全発熱量との収支も一致する。