九州大学 工学府 機械系専攻 2012年8月実施 数学 問4
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
a,b,c,r,λ はすべて正の定数、x と y は実数とする。行列 A、ベクトル z、ベクトル p をそれぞれ
A=[1bac],z=[xy],p=[1r]
とする。I は 2×2 の単位行列を表すものとする。また、任意のベクトル x に対し、記号 ∥⋅∥ は ∥x∥=xTx で定義されるベクトルノルムを表すものとする。次の各問いに答えよ。(50点)
(1) c=ab のとき、∥Az−p∥2=0 を満たす z を a,b,c,r を用いて表せ。
(2) c=ab および r=b が満たされるとき、∥Az−p∥2=0 を満たす z の領域を xy 平面に図示せよ。この際、a,b のうち必要なものを用いて主要な座標を記入せよ。
(3) c=ab が満たされるとき、適切な定数 C と定数要素の2次元列ベクトル q を用いると
∥Az−p∥2+λ∥z∥2=(z−q)T(ATA+λI)(z−q)+C
が成立する。このとき、q を A,I,p,λ のみを用いて(a,b,c,r,C を用いずに)表せ。
(4) b=c=0 が満たされるとき、∥Az−p∥2+λ∥z∥2 を最小化する z を a,r,λ のうち必要なものを用いて表せ。
题目描述
a,b,c,r,λ 均为正常数,x,y 为实数。定义矩阵 A 和向量 z,p 为
A=[1bac],z=[xy],p=[1r].
I 表示 2×2 单位矩阵。对于任意向量 x,符号 ∥⋅∥ 表示由 ∥x∥=xTx 定义的向量范数。回答以下各问。(50分)
(1) 当 c=ab 时,用 a,b,c,r 表示满足 ∥Az−p∥2=0 的 z。
(2) 当 c=ab 且 r=b 时,在 xy 平面上画出满足 ∥Az−p∥2=0 的 z 的区域,并用 a,b 中所需的量标出主要坐标。
(3) 当 c=ab 时,存在适当的常数 C 和各分量为常数的二维列向量 q,使得
∥Az−p∥2+λ∥z∥2=(z−q)T(ATA+λI)(z−q)+C.
仅用 A,I,p,λ 表示 q,不得使用 a,b,c,r,C。
(4) 当 b=c=0 时,用 a,r,λ 中所需的量表示使 ∥Az−p∥2+λ∥z∥2 最小的 z。
Kai
(1)
ノルムが零となることと Az=p は同値である。detA=c−ab=0 より
z=c−ab1(c−arr−b).
(2)
第2行は第1行の b 倍なので、条件は x+ay=1 だけとなる。したがって解集合は、(1,0) と (0,1/a) を通る直線全体である。

(3)
H=ATA+λI とおく。λ>0 より、任意の非零ベクトル v に対して vTHv=∥Av∥2+λ∥v∥2>0 であり、H は可逆である。両辺の z に関する1次項を比較すると Hq=ATp。よって
q=(ATA+λI)−1ATp.
このとき C=pTp−qTHq とすれば恒等式が成立する。
(4)
最小化する関数は (x+ay−1)2+r2+λ(x2+y2)。偏微分を零とおくと
(1+λaaa2+λ)(xy)=(1a).
これを解いて
z=1+a2+λ1(1a).
Hessian は正定値なので、これは一意な最小点である。r2 は定数項のため、最小点に影響しない。