九州大学 工学府 機械系専攻 2012年度 熱工学 問2
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
厚さ L、熱伝導率 k の平板内部で一様に発熱しており、単位時間・単位体積あたりの発熱量は G である。両側は同温度 Tf の流体で冷却され、左側・右側の熱伝達率は h1,h2 とする。熱伝導率と熱伝達率は温度によらず一定、熱流は x 方向のみの定常状態とする。x は左面からの距離である。(50点)

- 微小検査体積の熱収支より d2T/dx2+G/k=0 を導け。(10点)
- 左右の表面温度を T1,T2 として温度分布を求めよ。(10点)
- 表面の熱流束 q1,q2 を求めよ。測定結果は T1−T2=GL2/(4k) であり、以降この条件を満たす。(10点)
- T1 を Tf,h1,G,L で、T2 を Tf,h2,G,L でそれぞれ表せ。(10点)
- h1 と h2 の関係を示せ。(10点)
题目描述
由发热平板的一维定常能量守恒求温度分布。利用已测的表面温差,求两面热流、表面温度和两个对流换热系数的关系。
Kai
(1)
+x 向きの熱流束を qx とする。断面積1、幅 dx の検査体積では
qx(x)+Gdx=qx(x+dx),qx=−kdxdT.
よって dqx/dx=G から d2T/dx2+G/k=0。
(2)
2回積分し、T(0)=T1、T(L)=T2 を代入すると
T(x)=−2kGx2+(LT2−T1+2kGL)x+T1.
(3)
与えられた温度差より
qx(x)=−kT′(x)=Gx−4GL.
したがって +x 向きを正とした表面熱流束は
q1=qx(0)=−4GL,q2=qx(L)=43GL.
平板から流体への流出量を正に表すなら、左側は GL/4、右側は 3GL/4 で、合計は全発熱量 GL である。
(4)
両表面の対流熱伝達条件は h1(T1−Tf)=GL/4、h2(T2−Tf)=3GL/4 なので
T1=Tf+4h1GL,T2=Tf+4h23GL.
(5)
表面温度差の式から
4GL(h11−h23)=4kGL2.
従って
h11−h23=kL,h2=k−Lh13kh1.
正の熱伝達率に対しては h1<k/L かつ h2>3h1 である。