九州大学 工学府 機械系専攻 2012年度 材料力学 問4
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
図のように x→y→x 方向へ直角に折れ曲がった丸棒 ABCD は A で固定され、AB =a、BC =b、CD =c である。先端 D に鉛直下向きの荷重 P とねじりモーメント T が作用する。丸棒の直径を d、ヤング率を E、ポアソン比を ν とする。D の yz 平面内の角度変化(ねじれ角)θ と z 方向変位 δz を求めよ。

题目描述
圆杆 ABCD 从 A 起依次沿 x,y,x 方向折成直角,三段长度为 a,b,c,A 固定。D 受竖直向下载荷 P 及扭矩 T。杆直径为 d,材料参数为 E,ν。求 D 在 yz 平面内的转角及 z 方向位移。
Kai
+z は図の上向きとする。ここでは、T>0 および θ>0 を −x 軸まわり、すなわち荷重 P が AB に生じさせるねじりと同じ向きに定義する。逆向きのトルクには T<0 を代入すればよい。下向き変位の大きさを w=−δz とおく。
I=64πd4,Ip=2I,G=2(1+ν)E,GIp=1+νEI.
各部材の内力とひずみエネルギー
各部材の始点からの座標を s とする。曲げ・ねじりモーメントの大きさは
| 部材 | 曲げモーメント | ねじりモーメント |
|---|
| AB | P(a+c−s) | T+Pb |
| BC | T+P(b−s) | Pc |
| CD | P(c−s) | T |
したがって
U=2EIP2[∫0a(a+c−s)2ds+∫0c(c−s)2ds]+2EI1∫0b{T+P(b−s)}2ds+2GIpa(T+Pb)2+bP2c2+cT2.
ねじれ角
Castigliano の定理から
θ=∂T∂U=GIpa(T+Pb)+cT+EITb+Pb2/2.
よって
θ=EI1[T{(1+ν)(a+c)+b}+P{(1+ν)ab+2b2}].
Pb2/(2EI) は BC のせん断力 P による曲げ回転であり、D の x 軸まわりの角度変化に含まれる。
鉛直変位
同じエネルギーを P で微分して
w=∂P∂U=EIP[3(a+c)3+b3+(1+ν)(ab2+bc2)]+EIT[2b2+(1+ν)ab].
したがって図の上向きを正とした変位は
δz=−EI1[P{3(a+c)3+b3+(1+ν)(ab2+bc2)}+T{2b2+(1+ν)ab}].
両答えは相反関係 ∂w/∂T=∂θ/∂P を満たす。