九州大学 工学府 機械系専攻 2012年度 機械力学 問1
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
質量 m の直方体が、左右のばね定数 k のばねで支持され、滑らかな水平面上を動く。直方体の点 O には、質量 M、重心 G まわりの慣性モーメント I、OG 間距離 L の物理振り子が取り付けられている。左支持部を u(t)=AsinΩt で加振し、右支持部は固定する。O の座標を (x,0)、下向き鉛直からの振り子角を θ とし、u=x=θ=0 が平衡である。(50 点)

- 運動エネルギー T、ポテンシャルエネルギー U を求めよ。
- x,θ に関する線形化した Lagrange 方程式を求めよ。
- x,θ の定常解を求めよ。
- 振り子がない 1 自由度系が共振しているとき、振り子を付けて直方体の振動を抑えたい。振り子の設計条件を示せ。
题目描述
左右各一根刚度 k 的弹簧支承质量 m 的物体,左支点作正弦运动。物体上铰接质量 M、重心惯量 I、支点至重心距离 L 的物理摆。求能量、线性运动方程和谐波稳态响应;再求把摆用作动力吸振器、抑制原物体共振的设计条件。
Kai
(1)
G=(x+Lsinθ,Lcosθ) とし、鉛直下向きを正とする。
T=21(m+M)x˙2+MLx˙θ˙cosθ+21(I+ML2)θ˙2,
U=2k(x−u)2+2kx2−MgLcosθ.
(2)
J=I+ML2 とおく。微小振動の方程式は
(m+M)x¨+MLθ¨+2kx=kAsinΩt,MLx¨+Jθ¨+MgLθ=0.
(3)
D(Ω)=[2k−(m+M)Ω2](MgL−JΩ2)−M2L2Ω4
と定義する。D=0 の場合、x=XsinΩt、θ=ΘsinΩt を代入して
x(t)=D(Ω)kA(MgL−JΩ2)sinΩt,θ(t)=D(Ω)kAMLΩ2sinΩt.
共振点 D=0 では、一般に有界な調和定常解は存在しない。
(4)
振り子がない系の共振は Ω2=2k/m。この周波数で X=0 とするには
I+ML2MgL=m2k.
すなわち振り子単体の固有角振動数を加振角振動数に一致させる。等価振り子長で書けば
L+MLI=2kmg.
このとき D=−M2L2Ω4=0 で、直方体は静止し、振り子は Θ=−kA/(MLΩ2) の振幅で外力を打ち消す。