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九州大学 工学府 機械系専攻 2010年度 流れ学 問1

Author​

祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)

Description​

水平な二次元の上流ダクト(幅 B1B_1)と下流ダクト(幅 B2>B1B_2>B_1)が滑らかに広がるディフューザで接続され、密度 ρ\rho の水が流れる。十分上流の断面I、下流ダクト内の断面II、十分下流の断面IIIに大気開放の液柱計がある。断面I、IIIでは流れは一様で、壁面摩擦を無視する。重力加速度を gg とする。(50点)

  1. 図aのように物体がなく、断面I–III間の圧力損失を無視できる場合、液柱高さの差が h1h_1 であった。体積流量 QQ を求めよ。
  2. 図bのようにディフューザ中に円柱を置き、(1)と同量を流す。断面IIで後流幅が最大 2b<B22b<B_2 となり、主流と後流は各々一様速度 U,cUU,cU(0<c<10<c<1)を持つ。断面I、IIの液柱高さが等しいとき、U,cU,c を求めよ。
  3. (2)の場合の断面I、IIIの液柱高さの差 h2h_2 を求めよ。

原題の図(九州大学 2010年度 流れ学 問1)

题目描述​

二维扩散管连接宽 B1B_1、B2>B1B_2>B_1 的上下游通道,I、II、III截面装有通大气测压管,远上游和远下游流速均匀。无物体且无损失时两端测压高度差为 h1h_1,求单位进深流量。再放入圆柱,保持相同流量,近尾流截面II由宽 2b2b、速度 cUcU 的均匀尾流及速度 UU 的外流组成,I与II压力相等,求 U,cU,c 和两端新的测压高度差。

Kai​

(1)​

単位奥行き当たりの連続の式とベルヌーイの式から

v1=QB1,v3=QB2,ρgh1=ρ2(v12−v32).v_1=\frac{Q}{B_1},\quad v_3=\frac{Q}{B_2},\qquad \rho gh_1=\frac\rho2(v_1^2-v_3^2).

よって

Q=B1B22gh1B22−B12.\boxed{Q=B_1B_2\sqrt{\frac{2gh_1}{B_2^2-B_1^2}}}.

(2)​

後流外側の流線に沿って損失を無視してベルヌーイの式を用いる。p1=p2p_1=p_2 なので

U=QB1=B22gh1B22−B12.\boxed{U=\frac Q{B_1}=B_2\sqrt{\frac{2gh_1}{B_2^2-B_1^2}}}.

断面IIの連続の式から

Q=(B2−2b)U+2bcU,c=1−B2−B12b.Q=(B_2-2b)U+2bcU, \qquad \boxed{c=1-\frac{B_2-B_1}{2b}}.

0<c<10<c<1 と整合するには B2−B1<2b<B2B_2-B_1<2b<B_2 である。

(3)​

物体より下流の断面II–IIIを囲む検査体積では、壁面摩擦がなく、圧力による力が運動量流束の変化に等しい。

(p2−p3)B2=ρQ2B2−ρU2(B2−2b+2bc2).(p_2-p_3)B_2=\rho\frac{Q^2}{B_2} -\rho U^2(B_2-2b+2bc^2).

p1=p2p_1=p_2 と p3−p1=ρgh2p_3-p_1=\rho gh_2 を使い、(2)を代入して整理すると

h2=(B2−B1)(B2−2b)b(B1+B2)h1.\boxed{h_2=\frac{(B_2-B_1)(B_2-2b)}{b(B_1+B_2)}h_1}.

速度分布の混合によって圧力は回復するが、全圧は失われる。上の成立範囲では 0<h2<h10<h_2<h_1 となる。