九州大学 システム情報科学府 情報理工学専攻・電気電子工学専攻 2021年8月実施 解析学・微積分
Author
Miyake
Description
(1) Rm 上で微分可能な実数値関数 f(x) (x=(x1,x2,...,xm)) について、xi=vi(t) (i=1,2,...,m) とおく。ただし、各 vi は R 上で微分可能な関数とする。次の各問いに答えよ。
- (a) dtdf を ∂xi∂f と dtdvi (i=1,2,...,m) で表せ。
- (b) m=2, f(x)=x12+x1x2+2x22, v1(t)=sint, v2(t)=et のとき、dtdf を求めよ。
(2) 次の微分方程式の一般解を求めよ。
dxdy−2xy=ex2
(3) 閉曲線 C に沿った複素積分
∮C(2z−π)3coszdz
を求めよ。ただし、C は円 ∣z∣=2 とする。
题目描述
- 设 f(x) 是 Rm 上可微的实值函数,x=(x1,…,xm),并令 xi=vi(t),其中每个 vi 都在 R 上可微。
- 用 ∂f/∂xi 与 dvi/dt(i=1,…,m)表示 df/dt。
- 当 m=2、
f(x)=x12+x1x2+2x22,v1(t)=sint,v2(t)=et
时,求 df/dt。
- 求微分方程
dxdy−2xy=ex2
的通解。
- 设 C 为圆 ∣z∣=2,计算
∮C(2z−π)3coszdz.
Kai
(1)
(a)
dtdf=i=1∑m∂xi∂fdtdvi
(b)
dtdf=(2x1+x2)cost+(x1+4x2)et
あるいは、 x1,x2 は使わず t のみで表すと、
dtdf=sin2t+etcost+etsint+4e2t
(2)
まず、与えられた微分方程式の右辺を 0 とした方程式
dxdy−2xy=0
を考えると、これは
ydy=2xdx
と変形できるので、一般解は、A を任意定数として、次のように求まる:
y=Aex2.
そこで、 A を x の関数と考えて、
y=A(x)ex2 を与えられた微分方程式に代入すると、
dxdA(x)∴ A(x)=1=x+C
を得るので、求める一般解は
y=(x+C)ex2
である。
ただし、 C は任意定数である。
(3)
w=z−π/2 として、次のように w=0 においてローラン展開できる:
(2z−π)3cosz=−81w3sinw=−8w31(w−61w3+⋯)=−81(w21−61+⋯).
よって、
∮C(2π−z)2cosz=0
がわかる。