九州大学 システム情報科学府 情報理工学専攻・電気電子工学専攻 2018年8月実施 確率・統計
Author
Miyake
Description
とする. 連続確率変数の対 の同時密度関数は
で与えられるものとする. ただし は正規化定数である. 以下の各問に答えよ.
(1) の値を求めよ.
(2) と は独立か否か, 理由と共に答えよ.
(3) の条件の下での の期待値を求めよ.
Kai
(1)
(2)
の周辺確率密度関数をそれぞれ とすると、
であり、
であるから、 と は独立ではない。
(3)
の条件の下での の確率密度関数を
とすると、
であるから、求める期待値は、
である。