九州大学 システム情報科学府 情報理工学専攻 2018年8月実施 情報理論
Author
Yu, 祭音Myyura
Description
【問 1】
情報源アルファベットが X={a,b,c,d} の離散無記憶情報源があり, 記号 x∈X の出現確率 p(x) が以下の表で与えられている。ただし, 0<α≤21 とする。
| x | a | b | c | d |
|---|
| p(x) | 2α | 21−α | 41 | 41 |
以下の問いに答えよ。
(1) この情報源のエントロピーを α の関数として求めよ。
(2) 0<α<41 のときのこの情報源に対する 2 元ハフマン符号を 1 つ求めよ。
(3) (2)の符号の平均符号長 (符号長の期待値)を α の関数として求めよ。
(4) 41≤α≤21 のときのこの情報源に対する 2 元ハフマン符号の平均符号長を求めよ。
(5) この情報源に対する 2 元ハフマン符号の平均符号長を L(α) とおく。 α∈(0,21] に対する L(α) のガラフをかけ。
【問 2】
アルファベット {1,2,3} 上の Markov 情報源 X1X2⋯ の遷移確率行列が
P=(pij)=0.250.400.250.60.20.500.8
で与えられているとき, 次の各問に答えよ。ただし, pij は Xt=i のもとで Xt+1=j となる条件付き確率を表す。
(1) P の固有値の一つが 1 であることを示せ。
(2) 行ベクトル v が固有値 1 に対応する P の左固有ベクトルであり, その要素の総和が 1 であるとする。v の持つ意味を述べよ。ただし, 固有値 λ に対応する P の左固有ベクトルとは, vP=λv を満たすゼロでない行ベクトル v のことである。
(3) 固有値 1 に対応する P の右固有ベクトルを求めよ。ただし, 固有値 λ に対応する P の右固有ベクトルとは, Pu=λu を満たすゼロでない列ベクトル u のことである。
(4) 任意のベクトル v について, ∣∣v∣∣1 でその要素の絶対値の総和を表す。行ベクトル v について, ∣∣vP∣∣1≤∣∣v∣∣1 を示せ。
(5) P の任意の固有値の絶対値は 1 以下であることを示せ。
题目描述
【问题 1】某离散无记忆信源的信源字母表为
X={a,b,c,d},符号 x∈X 的出现概率如下,其中
0<α≤21:
| x | a | b | c | d |
|---|
| p(x) | 2α | 21−α | 41 | 41 |
回答:
- 求该信源的熵,将结果表示为 α 的函数。
- 当 0<α<41 时,给出该信源的一种二元 Huffman 编码。
- 求 (2) 中编码的平均码长(码长的期望),表示为 α 的函数。
- 当 41≤α≤21 时,求该信源二元 Huffman 编码的平均码长。
- 记该信源二元 Huffman 编码的平均码长为 L(α),画出
α∈(0,21] 上的 L(α) 图像。
【问题 2】字母表为 {1,2,3} 的 Markov 信源 X1X2⋯ 的转移概率矩阵为
P=(pij)=0.250.400.250.60.20.500.8,
其中 pij=P(Xt+1=j∣Xt=i)。回答:
- 证明 1 是 P 的一个特征值。
- 设行向量 v 是 P 对应特征值 1 的左特征向量,且各分量之和为 1,说明 v 的概率意义。这里左特征向量满足 vP=λv 且非零。
- 求 P 对应特征值 1 的右特征向量;右特征向量为满足 Pu=λu 的非零列向量 u。
- 对任意向量 v,以 ∥v∥1 表示其各分量绝对值之和。证明对行向量 v 有
∥vP∥1≤∥v∥1。
- 证明 P 的任意特征值的绝对值均不超过 1。
Kai
【問 1】
(1)
H(S)=1−2αlog22α−21−αlog221−α
(2)
例えば
b↦0,d↦10,a↦110,c↦111
とすればよい。
(3)
Lˉ=21−α+41⋅2+(41+2α)⋅3=47+α(ビット)
(4)
全記号の符号長を 2 にできるので、平均符号長は 2 ビットである。
(5)
従って
L(α)=⎩⎨⎧47+α2(0<α<41),(41≤α≤21).
【問 2】
(1)
∣T∣=∣λE−P∣=λ−0.25−0.40−0.25λ−0.6−0.2−0.50λ−0.8
λ=1とすると, ∣T∣=0.75−0.40−0.250.4−0.2−0.500.2=0
(2)
v はマルコフ情報源の定常分布
(3)
Tu=0⇒u=111
(4)
∣∣vP∣∣1=∣v1p11+v2p21+v3p31∣+∣v1p12+v2p22+v3p32∣+∣v1p13+v2p23+v3p33∣≤(∣v1p11∣+∣v2p21∣+∣v3p31∣)+(∣v1p12∣+∣v2p22∣+∣v3p32∣)+(∣v1p13∣+∣v2p23∣+∣v3p33∣)=∣v1∣j=1∑3p1j+∣v2∣j=1∑3p2j+∣v3∣j=1∑3p3j=∣v1∣+∣v2∣+∣v3∣=∣∣v∣∣1
(5)
λ を P の任意の固有値とする。P と PT の固有値は
一致するので、vP=λv を満たす非零の左固有ベクトル v が
存在する。(4) は複素ベクトルに対しても同様に成り立つから、
∣λ∣∥v∥1=∥λv∥1=∥vP∥1≤∥v∥1.
∥v∥1>0 より ∣λ∣≤1 である。