九州大学 システム情報科学府 情報理工学専攻・電気電子工学専攻 2018年8月実施 電気回路
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Zero
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出典:公式問題(保存版、10–11頁)。
【問 1】
図 1 の回路について, 以下の問いに答えよ。ただし, 電源電圧 E と電流 I2 の位相差は arg(E/I2)=0 である。
(1) R1,R2,X1,X2 の問の関係式を示せ。
(2) ∣I1∣=2A,∣I2∣=1A,∣V∣=4V,∣E∣=8V のとき, R1,R2.X1,X2 の各値を求めよ。
【問 2】
図 2 の回路について, 以下の問いに答えよ。ただし, 電源電圧 E 角周波数を ω とする。
(1) 抵抗 RL の電流 I と消費電力 P を求めよ。
(2) リアクタンス X が可変であるとき, 消費電力 P が最大となるような X を求めよ。
【問 3】
図 3 の回路について, 以下の問いに答えよ。ただし, 電源電圧 E 角周波数を ω とする。
(1) 抵抗 r の電流 I を求めよ。
(2) z0=R,z1=jX1,z2=−jX2 のとき, E と I の位相差が arg(E/I)=0 となる条件を求めよ。
【問 4】
図 4 の回路について, 以下の問いに答えよ。ただし, E=3/2V,R1=R2=2Ω,C=4F,L=1H とする。
(1) スイッチ S2 を開いたまま, 時刻 t=0 においてスイッチ S1 を閉じる.このとき, t>0 における電荷 q(t) を求めよ.ただし, q(0)=21CE とする。
(2) S2 を開いたまま S1 を閉じて回路が定常状態に達した後, t=0 において S1 を開くと同時に S2 を閉じる. このとき, t>0 における電流 i(t) を求めよ.
(3) (2) で求めた i(t) のきさが最大となる時刻 t を求めよ.
题目描述
【问题 1】对图 1 电路,电源电压 E 与电流 I2 同相,即
arg(E/I2)=0。回答:
- 写出 R1,R2,X1,X2 之间的关系式。
- 当
∣I1∣=2A、∣I2∣=1A、
∣V∣=4V、∣E∣=8V
时,求 R1,R2,X1,X2。
【问题 2】对图 2 电路,电源电压 E 的角频率为 ω。回答:
- 求负载电阻 RL 中的电流 I 与消耗功率 P。
- 电抗 X 可调时,求使 P 最大的 X。
【问题 3】对图 3 电路,电源电压 E 的角频率为 ω。回答:
- 求电阻 r 中的电流 I。
- 当 z0=R、z1=jX1、z2=−jX2 时,求使电源电压与电流的同相条件
arg(E/I)=0 成立的条件。
【问题 4】对图 4 开关电路,已知
E=23V,R1=R2=2Ω,C=4F,L=1H.
- 保持 S2 断开,在 t=0 闭合 S1;已知
q(0)=21CE,求 t>0 的电荷 q(t)。
- 保持 S2 断开并闭合 S1,待电路达到稳态后,在 t=0 同时断开 S1、闭合 S2;求 t>0 的电流 i(t)。
- 求 (2) 中 ∣i(t)∣ 达到最大值的时刻 t。
Kai
【問 1】
電源電圧 E と電流 I2 の位相差は arg(I2E)=0 である。
(1)
R1,R2,X1,X2 の問の関係式を示せ
回路より、
R2I2=jX2(I1−I2)(R2+jX2)I2=jX2I1E={R1+jX1+(R2//jX2)}I1E=(R1+jX1+R2+jX2jR2X2)I1(1◯)(1◯’)(2◯)(2◯’)
①' → ②' に代入
EI2EI2EI2E=(R1+jX1+R2+jX2jR2X2)×jX2R2+jX2I2=jX2(R1+jX1)(R2+jX2)+jX2jX2R2=jX2R1R2−X1X2+j(R1X2+X1R2+X2R2)=X2R1X2+X1R2+X2R2+j(X1X2−R1R2)
arg(I2E)=0 より、I2E は虚部は 0 なので、
X1X2−R1R2=0X1X2=R1R2(*)
(2)
(1) より、
I2EI2E=X2R1X2+X1R2+X2R2=R1+R2+X2X1R2=R1+R2+X2X1R2=8
R1+R2+X2X1R2=8(1◯)
I1I2I122X2R22R22=jX2R2+jX2I2=X2R22+X22=X2R22+X22=R22+X22+X22=4X22=3X22
X2>0 より、
R2=3X2(2◯)
回路より、
VI1VI1V24=(R1+jX1)I1=R1+jX1=R12+X12=R12+X12=R12+X12(3◯)
② を (1) の (∗) に代入すると、
X1X2=R1×3X2
X2>0 より、
X1=3R1
これを ③ に代入すると、
44R12R12=R12+3R12=4=1
R1>0 より、
R1=13◯より、 X1=3(4◯)(5◯)
④、⑤ を ① に代入すると、
1+R2+X23R2=8R2+X23R2=73X2+X23X2=73X2=4X2=34
よって、
R1R2X1X2=1[Ω]=4[Ω]=3[Ω]=34[Ω]
【問 2】
(1)
各巻線のドット側に流れ込む電流を I1,I2 とし、ドット側を正とする端子電圧を V1,V2 とする。図の負荷電流は I=−I2 である。
V1=jωL1I1+jωMI2V2=jωL2I2+jωMI1E=R1I1+V1(1◯)(2◯)(3◯)
① → ③ に代入すると、
E=R1I1+jωL1I1+jωMI2E=(R1+jωL1)I1+jωMI2V2=−I2(jX+RL)(4◯)(5◯)
⑤ → ② に代入
−jXI2−RLI2=jωL2I2+jωMI1jωMI1+(RL+jX+jωL2)I2=0(6◯)
④、⑥より、
(R1+jωL1jωMjωMRL+jX+jωL2)(I1I2)=(E0)
クラメルの公式より、
I2=det∣A∣1R1+jωL1jωME0
I2=det∣A∣1(−jωME)
det(A)=R1+jωL1jωMjωMRL+j(X+ωL2)=(R1+jωL1)(RL+j(X+ωL2))+ω2M2
I=−I2 より、
I=R1RL−ωXL1−ω2L1L2+ω2M2+j(XR1+ωL2R1+ωL1RL)jωME
P=∣I∣2RL より、
P=(R1RL−ωXL1−ω2L1L2+ω2M2)2+(XR1+ωL2R1+ωL1RL)2ω2M2RL∣E∣2
(2)
(1) で求めた P の分母が最小になればよい。
P={ω(R1L2+RLL1)+R1X}2+{R1RL+ω2(M2−L1L2)−ωL1X}2ω2M2RL∣E∣2
f(X)={ω(R1L2+RLL1)+R1X}2+{R1RL+ω2(M2−L1L2)−ωL1X}2
∂X∂f(X)=2{ω(R1L2+RLL1)+R1X}⋅R1+2{R1RL+ω2(M2−L1L2)−ωL1X}⋅(−ωL1)
∂X∂f(X)=0 になる X を求める。
{ω(R1L2+RLL1)+R1X}R1ωR1(R1L2+RLL1)+R12X(R12+ω2L12)X(R12+ω2L12)XX=ωL1{R1RL+ω2(M2−L1L2)−ωL1X}=R1RLωL1+ω3L1(M2−L1L2)−ω2L12X=ω3L1M2−ω3L12L2−ωR12L2=ω3L1M2−ωL2(ω2L12+R12)=R12+ω2L12ω3L1M2−ωL2=ω{R12+ω2L12ω2L1M2−L2}
f′′(X)=2(R12+ω2L12)>0 なので、ME=0 のときこの点が唯一の最大電力条件である。
【問 3】
(1)
電源の下側を基準電位 0、上側を E とし、図 3 の右上、右下、中央の電位をそれぞれ Va,Vb,Vc とする。I は r を上から下に流れるので、Va−Vb=rI である。
右上と右下の節点にキルヒホッフの電流則を適用すると、
z1E−Va+z1Vc−Va=I,z2Vb+z2Vb−Vc=I.
したがって
2Va=E+Vc−z1I,2Vb=Vc+z2I.
差を取れば中央電位が消去でき、
2rI=E−(z1+z2)I.
よって
I=z1+z2+2rE.
この結果は z0 に依存しないが、z0 を流れる電流が零という意味ではない。
(2)
図の負荷電流 I と電源電圧 E が同相となる条件 arg(E/I)=0 を求める。
IE=2r+j(X1−X2).
r>0 なので、同相となる条件は
X1=X2.
【問 4】
(1)
t>0 における q(t)
Ei(t)=R1i(t)+Cq(t)=dtdq(t)(1◯)(2◯)
①、② より、
ER1Eq(t)qs(t)qf(t)q(t)=R1dtdq(t)+Cq(t)=dtdq(t)+CR11q(t)=qs(t)+qf(t)=CE=Ae−CR1t=CE+Ae−CR1t
q(0)=21CE より、
21CEAq(t)=CE+A=−21CE=CE−21CEe−CR1t=CE(1−21e−CR1t)
変数を全て、代入するて。
q(t)=23(1−21e−8t) (t>0)
(2)
切替前は q(0−)=CE=23、コイル電流は零である。コンデンサ電圧とコイル電流の連続性から、q(0+)=23、i(0+)=0 となる。図の電流の向きでは i=q′ なので、
Lq′′+R2q′+Cq=0,q′′+2q′+41q=0.
特性根は λ±=−1±3/2 である。初期条件を用いると
q(t)=(3+2)eλ+t+(3−2)eλ−t.
したがって
i(t)=21(e(−1−3/2)t−e(−1+3/2)t)(t>0).
(3)
t>0 では i(t)<0 なので
∣i(t)∣=21(eλ+t−eλ−t).
微分が零となる条件は
λ+eλ+t=λ−eλ−t,e3t=2−32+3=(2+3)2.
したがって
t=32log(2+3).
この時刻は唯一の正の停留点である。∣i(0)∣=0、limt→∞∣i(t)∣=0 かつ t>0 で ∣i(t)∣>0 なので、ここで大域的な最大値を取る。