京都大学 理学研究科 物理学・宇宙物理学専攻 2022年度 I-3-CD
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
I-3C(物理数学)
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三次元ベクトル場 A,B について、次の恒等式を証明せよ(一成分を示せばよい)。
∇×(A×B)=A(∇⋅B)−B(∇⋅A)+(B⋅∇)A−(A⋅∇)B,
A×(∇×A)=−(A⋅∇)A+21∇∣A∣2.
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∇⋅(A×B) を ∇×A,∇×B,A,B で表せ。
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y′+z′+7y+5z=0, 3y′+2z′+y+z=0(′=d/dx)の一般解を求めよ。
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∫01ln(1−x)dx/x を求めよ。∑n≥1n−2=π2/6 を用いてよい。
I-3D(量子力学)
規格化状態 ∣S,M⟩ と無次元下降演算子 S−∣S,M⟩=(S+M)(S−M+1)∣S,M−1⟩ を用いる。合成系では S−=s1−+s2−。
- 二つのスピン 1/2 を合成し、∣1,1⟩ を積状態で表せ。
- (1) に下降演算子を作用させ、規格化した ∣1,0⟩ を求めよ。
- それと直交する ∣0,0⟩ を求めよ。
- スピン 1 と 1/2 の合成で ∣3/2,1/2⟩ を ∣1,M⟩∣1/2,m⟩ の線形結合で表せ。
题目描述
I-3C:证明题给两个矢量恒等式;求叉积的散度;解 y′+z′+7y+5z=0,3y′+2z′+y+z=0;利用 ∑n−2=π2/6 计算 ∫01ln(1−x)/xdx。
I-3D:采用 S−∣S,M⟩=(S+M)(S−M+1)∣S,M−1⟩ 和合成下降算符 s1−+s2−。
- 用两个自旋 1/2 的直积态写出 ∣1,1⟩。
- 经下降操作求 ∣1,0⟩。
- 用正交性求 ∣0,0⟩。
- 对自旋 1 与 1/2 的合成,求归一化的 ∣3/2,1/2⟩ 展开。
Kai
I-3C
(1)
反復添字を縮約する。ϵijkϵklm=δilδjm−δimδjl より
[∇×(A×B)]i=∂j(AiBj−AjBi)=Ai∂jBj−Bi∂jAj+Bj∂jAi−Aj∂jBi.
同様に
[A×(∇×A)]i=Aj∂iAj−Aj∂jAi=21∂i(AjAj)−Aj∂jAi.
それぞれ所要の恒等式である。
(2)
積の微分を用いて
∇⋅(A×B)=B⋅(∇×A)−A⋅(∇×B).
(3)
dxd(zy)=(13−209−14)(zy).
固有値は −2,1、対応する固有ベクトルは (−3,5)T,(−3,4)T。従って任意定数 C1,C2 により
(zy)=C1e−2x(5−3)+C2ex(4−3).
(4)
−ln(1−x)/x=∑n=1∞xn−1/n は 0<x<1 で非負項の級数なので、単調収束により項別積分できる。
∫01xln(1−x)dx=−n=1∑∞n21=−6π2.
I-3D
∣↑⟩=∣1/2,1/2⟩、∣↓⟩=∣1/2,−1/2⟩ と略記する。
(1)
最大磁気量子数を持つ唯一の積状態であるから ∣1,1⟩=∣↑↑⟩。
(2)
S−∣1,1⟩=2∣1,0⟩=∣↓↑⟩+∣↑↓⟩ より
∣1,0⟩=2∣↑↓⟩+∣↓↑⟩.
(3)
M=0 の二次元空間で直交性・規格化を課して
∣0,0⟩=2∣↑↓⟩−∣↓↑⟩.
全体位相は任意である。
(4)
∣3/2,3/2⟩=∣1,1⟩∣↑⟩ に一度 S− を作用させると
3∣3/2,1/2⟩=2∣1,0⟩∣↑⟩+∣1,1⟩∣↓⟩.
従って
∣3/2,1/2⟩=32∣1,0⟩∣↑⟩+31∣1,1⟩∣↓⟩.
Reference