京都大学 理学研究科 物理学・宇宙物理学専攻 2019年度 問題I-3-ABCD
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
I-3A
鉛直下向きに一定の重力加速度 g が働く。初期質量 M0 のロケットを時刻 t=0 に静止状態から鉛直上向きに打ち上げる。燃料はロケットに対して一定の速さ u で後方へ噴出し、時刻 t の質量 M(t) は与えられる。上向きを正として、運動方程式と速度 v(t) を求めよ。
I-3B
ポアソン分布 Pλ(k)=e−λλk/k!、k=0,1,… を考える。
- 平均と分散を求めよ。
- 放出粒子の検出数がポアソン分布に従う。標準偏差を平均の 1% 以下にするために必要な粒子数を求めよ。
I-3C
一次元に束縛された同種のスピン 1/2 粒子2個のハミルトニアンが
H=−2mℏ2(∂x12+∂x22)+λ∣x1−x2∣,λ>0
である。重心系の基底状態と第一励起状態の全スピンの大きさを答え、理由を述べよ。
I-3D
r∈R3 が密度 f(r)=Ae−β∣r∣2 に従う。規格化条件 ∫d3rf=1 から A を決め、⟨∣r∣2⟩ を求めよ。必要なら ∫0∞s2e−as2ds=π/(4a3/2) を用いてよい。
题目描述
A:火箭由静止竖直发射,初始质量 M0,已知质量函数 M(t),向后喷气相对速率 u,重力加速度 g。取向上为正,求运动方程与速度。
B:求参数 λ 的泊松分布的均值和方差,以及粒子计数的相对标准差不超过 1% 所需计数。
C:两个相同的自旋 1/2 粒子在一维中由 λ∣x1−x2∣ 束缚,动能如上式。求质心系基态与第一激发态的总自旋并说明交换对称性。
D:把三维高斯密度 Ae−βr2 归一化,并求 ⟨r2⟩。
Kai
I-3A
時間 dt に放出された質量 −dM の速度は v−u である。運動量収支を一次まで取ると
Mdv=−Mgdt−udM.
M(0)=M0,v(0)=0 から
Mv˙=−Mg−uM˙,v(t)=ulogM(t)M0−gt.
I-3B
(1) 級数の添字をずらせば ⟨k⟩=λ、⟨k(k−1)⟩=λ2。したがって
⟨k⟩=λ,Var(k)=λ.
(2) λ/λ≤0.01 より λ≥104。平均して少なくとも 104 個の検出が必要である。
I-3C
X=(x1+x2)/2、x=x1−x2 とすると
H=−4mℏ2∂X2−mℏ2∂x2+λ∣x∣.
重心運動を除く一次元の偶対称ポテンシャルでは、基底状態は節を持たない偶関数、第一励起状態は一つの節を持つ奇関数である。同種フェルミ粒子の全状態は交換反対称なので、基底状態のスピンは反対称な一重項、第一励起状態は対称な三重項となる。
Sground=0,Sfirst=1.
角運動量の大きさとしては、それぞれ 0,2ℏ である。
I-3D
規格化可能であるために β>0 を要する。三つのガウス積分から
1=A(βπ)3/2,⟨r2⟩=−∂βlog(βπ)3/2.
よって
A=(β/π)3/2,⟨r2⟩=3/(2β).
Reference