京都大学 理学研究科 物理学・宇宙物理学専攻 2019年度 問題II-1
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
質量 m の質点2個を結合した二原子分子が体積 V 中に N 個ある。結合長の尺度 a は (V/N)1/3 より十分小さく、分子間相互作用を無視する。ボルツマン定数は kB。
- 質点間距離を a に固定した古典模型について、圧力と定積熱容量を求め、考え方を簡潔に述べよ。
- 結合を自然長 a、ばね定数 k のばねに置き換える。分子内ポテンシャルは k(∣r1−r2∣−a)2/2 である。ka2≫kBT の古典領域で圧力と定積熱容量を求めよ。
- (2) を量子論で扱い、質点は同種のボース粒子とする。次元解析により、m と数密度 n で決まる温度 T0、m,a で決まる T1、m,k で決まる T2 を求めよ。ℏ,kB を使ってよい。
- T≪T0 で現れる顕著な現象の名を書け。
- T0≪T1≪T2 のとき、(i) T0≪T≪T1、(ii) T1≪T≪T2、(iii) T≫T2 の各領域の定積熱容量を求めよ。
- 常温 300K の二原子気体の熱容量が約 5NkB/2 であることから、ω=k/m が十分上回るべき周波数尺度 ωc を見積もれ。ℏ=10−34Js、kB=10−23J/K とせよ。
题目描述
体积 V 内有 N 个由两个质量 m 的质点组成的二原子分子,尺度 a 远小于分子间距,忽略分子间相互作用。
- 经典刚性键长 a 模型的压强与定容热容量为何?
- 改用势能 k(∣r1−r2∣−a)2/2,在 ka2≫kBT 的经典范围求同样两量。
- 两质点是相同玻色子,用量纲分析构造分别由 (m,n)、(m,a)、(m,k) 决定的温度 T0,T1,T2,可用 ℏ,kB。
- T≪T0 下有什么典型现象?
- 对 T0≪T1≪T2,求三个中间温区的热容量。
- 利用室温热容量约为 5NkB/2,估计 ω=k/m 应远大于的尺度 ωc;取上述近似常数。
Kai
(1)
並進の3自由度と回転の2自由度がそれぞれ kBT/2 を持つ。配置積分の体積依存性は VN であるから
P=VNkBT,CV=25NkB.
(2)
伸縮振動の運動エネルギーとポテンシャルエネルギーが各 NkBT/2 を加える。ka2≫kBT により結合長のゆらぎが小さく、回転と伸縮を分離できる。したがって
P=VNkBT,CV≃27NkB.
(3)・(4)
次元解析では無次元係数は決まらない。各温度の尺度は
T0∼mkBℏ2n2/3,T1∼ma2kBℏ2,T2∼kBℏmk.
順に並進の量子縮退、回転準位、伸縮振動のエネルギー尺度に対応する。T≪T0 では ボース・アインシュタイン凝縮 が現れる。
(5)
T≫T0 では並進は古典的で 3NkB/2 を与える。回転・振動は、その準位間隔より kBT が小さければ凍結する。したがって
CV≃⎩⎨⎧3NkB/25NkB/27NkB/2(T0≪T≪T1),(T1≪T≪T2),(T≫T2).
最後の領域では、分子の小振幅模型が成り立つ kBT≪ka2 も仮定する。換算質量は m/2 なので伸縮の実際の角振動数は 2k/m、慣性モーメントは ma2/2 である。この数係数は上の温度尺度や極限の熱容量を変えない。
(6)
室温で伸縮振動が凍結するための尺度は ℏω≫kBT。よって
ωc∼ℏkB(300K)=3×1013s−1.
Reference