京都大学 理学研究科 物理学・宇宙物理学専攻 2016年度 I-2
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
真空の誘電率・透磁率を ϵ0,μ0 とし、マクスウェル方程式
∇⋅E=ρ/ϵ0,∇⋅B=0,∇×E=−∂tB,∇×B=μ0j+ϵ0μ0∂tE
を用いる。図1のように、半径 a の十分広く薄い円板極板からなる平行板コンデンサーを、一定電圧 V の電池につなぐ。極板間隔は s(t)=d+hsinωt(d>h>0)。電場は極板間で一様、外部には漏れず、振動はゆっくりしていて、誘導磁場がさらに誘起する電場は無視できる。

- ガウスの法則から時刻 t の電気容量を求めよ。
- 中心軸から距離 r における交流磁場の向きと大きさを求めよ。
- 電流がない固定領域の電磁エネルギー密度 u=ϵ0E2/2+B2/(2μ0) の変化を表面上のベクトル S による流束で表し、S を求めよ。恒等式 ∇⋅(A×C)=C⋅∇×A−A⋅∇×C を用いてよい。
- 極板間のエネルギー流の向きを図示し、大きさを求めよ。
- 0≤t≤π/(2ω) に極板間から流出するエネルギーを求め、蓄えられた静電エネルギーの変化と比較せよ。
次に、図2のように、半径 A、伝導度 σ、透磁率 μ0 の電荷を持たない長い金属円柱を考える。一様で一定の磁場は B=Bex、円柱の軸は z 軸。+z 側から見て反時計回りに角速度 Ω で回す。端の効果、誘起電流の磁場、渦電流による補正は無視する。磁場なしでは摩擦なく回転する。

- 回転により生じる有効電場の向きと大きさを、軸からの距離 r と x 軸からの角 θ で表せ。
- 電流密度を求め、軸に垂直な断面で等電流面を図示せよ。
- 回転を維持するための円柱単位長さあたりの仕事率を求めよ。
题目描述
真空参数为 ϵ0,μ0,使用麦克斯韦方程。如上图1,半径 a 的薄圆盘平行板电容器一直连接恒压电池 V,极板间距 s(t)=d+hsinωt,d>h>0。忽略边缘电场,内部电场均匀;振动足够慢,忽略变化磁场对电场的反馈。
- 由高斯定律求电容。
- 求离轴距离 r 的交流磁场。
- 对无电流的固定区域,由能量密度 u=ϵ0E2/2+B2/(2μ0) 推导能流向量 S。可用散度与旋度的叉积恒等式。
- 画出板间能流方向并求大小。
- 求从 0 到 π/(2ω) 流出的能量,与静电储能变化比较。
如上图2,另有半径 A、电导率 σ、磁导率 μ0 的无净电荷长金属圆柱,轴沿 z,置于 B=Bex。从 +z 看以角速度 Ω 逆时针旋转,忽略端部、感应电流磁场及涡电流修正,无磁场时无摩擦。
- 用柱坐标 r,θ 表示旋转产生的有效电场,θ 从 +x 量起。
- 求电流密度并画出横截面内的等电流线。
- 求维持旋转所需的单位轴长功率。
Kai
(1)
面電荷密度を σq とすれば E=σq/ϵ0、V=Es、Q=πa2σq より
C(t)=s(t)ϵ0πa2.
(2)
板間電場の向きを +z と選ぶと Ez=V/s。アンペール・マクスウェルの法則より
2πrBφ=ϵ0μ0E˙zπmin(r2,a2).
したがって
Bφ=−2s2ϵ0μ0Vhωcosωt{ra2/r(r≤a),(r>a).
円周方向を向き、cosωt の符号が変わるたびに向きを反転する。
(3)
∂tu=μ01[E⋅(∇×B)−B⋅(∇×E)]=−∇⋅μ0E×B.
よって
S=μ01E×B,dtd∫Vud3x=−∮∂VS⋅dA.
(4)
r≤a の板間では
S=2s3ϵ0V2rs˙er=2s3ϵ0V2rhωcosωter.
間隔が広がると中心軸から外向き、狭まると軸へ向かう放射状の流れとなる。
(5)
円筒側面を通る流出率は
Pout=2πasSr(a)=s2ϵ0πa2V2s˙.
積分すると
Wout=ϵ0πa2V2(d1−d+h1).
一方、UE=CV2/2 なので
ΔUE=−21Wout.
流出量は静電エネルギー減少量の 2 倍である。極板間は移動境界を持つ領域なので、固定領域に対する (3) をそのまま用いて Wout=−ΔUE としてはいけない。準静的には UE∝1/s、移動境界が掃くエネルギー uEπa2s˙=Pout/2 が差を与える。
(6)
導体の速度は v=Ωreθ。電荷に働く磁気力を単位電荷あたりの有効電場として書くと
Emot=v×B=−ΩBrcosθez.
x>0 で −z 方向、x<0 で +z 方向を向く。
(7)
j=−σΩBxez=−σΩBrcosθez.
符号付きの jz が一定の面は x=一定。横断面では y 軸に平行な弦の族となり、x=0 を境に電流が反転する。
(8)
単位長さあたりのジュール熱に等しい仕事率が必要である。
LP=∫x2+y2≤A2σj2dxdy=σΩ2B2∫0Ar3dr∫02πcos2θdθ=4πσΩ2B2A4.

Reference