京都大学 理学研究科 物理学・宇宙物理学専攻 2016年度 II-1
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
質量 1 の質点が二次元平面内の中心力ポテンシャル Φ(r)=−C/rα(C>0)で運動する。
- 極座標 (r,ϕ) でラグランジアンと運動方程式を求めよ。
- 保存量を用いて径方向の式を r¨+dVeff/dr=0 とし、limr→∞Veff=0 を満たす有効ポテンシャルを求めよ。
- 半径 r0、角速度 Ω0 の円運動について Ω0 を求め、径方向の微小摂動が微小に留まるための α の条件を求めよ。
以下、安定な円運動のまわりを考える。
- r=r0(1+ϵx)、ϕ=Ω0t+ϵy、ϵ≪1 とおく。一次の摂動方程式を
(x¨y¨)+M(x˙y˙)+N(xy)=0
と書き、M,N を Ω0,α で表せ。
5. (x,y)=(A,B)eiωt、ω=0 として ω と Ω0 の関係を導け。
6. 摂動方程式の右辺に (fx,fy)=−k(x,y) を加える。これは半径 r0 で等速回転するバネに質点をつけた場合に対応する。k>0 でも ω が純虚数となり指数増大する条件を、k について表せ。
题目描述
质量为 1 的质点在平面中心势 Φ(r)=−C/rα、C>0 中运动。
- 用极坐标写出拉格朗日量及运动方程。
- 利用守恒量求径向有效势,要求无穷远趋零。
- 求半径 r0 的圆运动角频率及径向稳定所需的 α 范围。
- 在稳定圆运动附近令 r=r0(1+ϵx)、ϕ=Ω0t+ϵy,求线性方程 q¨+Mq˙+Nq=0 的两个矩阵,q=(x,y)T。
- 取非零频率模态 (x,y)=(A,B)eiωt,求 ω。
- 加弹簧恢复力 −k(x,y),求即使 k>0 也产生纯虚频率、指数不稳定的 k 范围。
Kai
(1)
L=21(r˙2+r2ϕ˙2)+rαC,
r¨−rϕ˙2+rα+1αC=0,dtd(r2ϕ˙)=0.
(2)
角運動量 ℓ=r2ϕ˙ は保存されるから
Veff(r)=2r2ℓ2−rαC.
無限遠でゼロにできる範囲は α>0(円運動の存在条件とも一致)である。
(3)
円運動には r0Ω02=αC/r0α+1 が必要なので
Ω02=r0α+2αC.
円軌道上で Veff′′(r0)=(2−α)Ω02。径方向の摂動 δr は
δr¨+(2−α)Ω02δr=0
に従うから、存在条件と合わせて 0<α<2。α=2 では δr=A+Bt に永年増大があり、安定とはいえない。
(4)
一次まで展開すると
x¨−2Ω0y˙−(α+2)Ω02x=0,y¨+2Ω0x˙=0.
したがって
M=(02Ω0−2Ω00),N=(−(α+2)Ω02000).
(5)
振幅の非自明解の条件は
det(−ω2−(α+2)Ω022iωΩ0−2iωΩ0−ω2)=ω2[ω2−(2−α)Ω02]=0.
ゆえに非零の振動数は ω2=(2−α)Ω02。
(6)
X=ω2 とおくと
X2−[2k+(2−α)Ω02]X+k[k−(α+2)Ω02]=0.
従って
X±=k+22−αΩ02±2116kΩ02+(2−α)2Ω04.
k>0 では根は実数、和は正なので、負の根が生じるのは積が負のときに限る。
0<k<(α+2)Ω02.
この範囲で X−<0、e−X−t の増大解がある。境界ではゼロ振動数が現れるが指数増大はない。
Reference