京都大学 理学研究科 物理学・宇宙物理学専攻 2014年9月実施 II-1
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
(1) x の関数 y(x) に対して y′=dy/dx と書く事にする。y と y′ の関数 L(y,y′) に対して積分
T=∫abL(y,y′)dx(A)
を考える。T の y について変分がゼロになるような y の従う微分方程式を書け。ただし δy(a)=0,δy(b)=0 とする。
(2) y(x) が問 (1) で求めた微分方程式の解であるとき
dxd(y′∂y′∂L−L)(B)
を求めよ。
図1のような地球の表面上の点 P(x=0,y=0) から、点 Q(x=a,y=0) まで、地下のトンネルを通って、列車で移動できる様にする事を考える。質量 m の列車は重力のみで加速と減速を受け抵抗ゼロで走れるとする。また、地球の表面は平面とし、重力ポテンシャルエネルギーは g>0 を一定として、mgy で書けるとする。点 P から最も早く点 Q に到着するには、いかなる経路 y(x) のトンネルを掘れば良いかを、以下のようにして求めよう。

(3) 点 P から速度ゼロで出発して点 (x,y) に到着した時の列車の速さ V を求めよ。
(4) y(x) に沿って列車が進んだとき点 Q に達するまでの時間 T は、式 (A) の形に書ける。y=y(x) に沿った長さ ds が ds=1+(y′)2dx と書ける事に注意して L(y,y′) の具体的な表式を書け。
(5) 問 (2) の結果を積分して y′ を y で表せ。
(6) y′=−1/tanθ で新しい変数 θ を定義する。このとき θ の関数として y(θ) を求めよ。
(7) x も θ の関数 x(θ) と考えると
dθdx=dθdyy′1(C)
となる。x(θ) は、この微分方程式を解く事により求める事ができる。x=0 と x=a で y=0 となる条件から x(θ) を求めよ。
(8) トンネルで一番深い点の x 座標と y 座標を求めよ。
(9) 最短の時間 T を求めよ。
(10) g=9.8ms−2、a=1.0×106m とした時、上で求めた最短の時間 T は、何秒かを有効数字2桁で答えよ。
题目描述
(1) 对 x 的函数 y(x),记 y′=dy/dx。对关于 y 和 y′ 的函数 L(y,y′),考虑积分
T=∫abL(y,y′)dx.(A)
写出使 T 关于 y 的变分为零时,y 所满足的微分方程。其中 δy(a)=0,δy(b)=0。
(2) 当 y(x) 是问 (1) 所求微分方程的解时,求
dxd(y′∂y′∂L−L).(B)
如图1,考虑修建地下隧道,使列车可以从地球表面的点 P(x=0,y=0) 行驶到点 Q(x=a,y=0)。设质量为 m 的列车只受重力而加速或减速,且行驶阻力为零。将地球表面视为平面,取 g>0 为常数,重力势能可写为 mgy。为从点 P 最快到达点 Q,应该沿怎样的路径 y(x) 挖掘隧道?按下列步骤求解。
(3) 列车从点 P 以零速度出发,求其到达点 (x,y) 时的速率 V。
(4) 列车沿 y(x) 行进,到达点 Q 所需的时间 T 可以写成式 (A) 的形式。注意沿 y=y(x) 的线元满足 ds=1+(y′)2dx,写出 L(y,y′) 的具体表达式。
(5) 对问 (2) 的结果积分,用 y 表示 y′。
(6) 通过 y′=−1/tanθ 定义新变量 θ,求此时作为 θ 的函数的 y(θ)。
(7) 将 x 也视为 θ 的函数 x(θ),则
dθdx=dθdyy′1.(C)
解这个微分方程便可求出 x(θ)。利用在 x=0 和 x=a 时均有 y=0 的条件,求 x(θ)。
(8) 求隧道最深点的 x 坐标和 y 坐标。
(9) 求最短时间 T。
(10) 当 g=9.8ms−2、a=1.0×106m 时,以上求得的最短时间 T 为多少秒?用两位有效数字回答。
Kai
(1)
部分積分して端点項を消すと
δT=∫ab(∂y∂L−dxd∂y′∂L)δydx.
任意の δy に対しゼロなので
dxd∂y′∂L−∂y∂L=0.
(2)
L は x を陽に含まないため
dxd(y′Ly′−L)=y′(dxdLy′−Ly)=0.
(3)
エネルギー保存 mV2/2+mgy=0 より
V=−2gy(y≤0).
(4)
L(y,y′)=−2gy1+y′2.
(5)
y′Ly′−L=−−2gy(1+y′2)1=一定.
正定数 C を導入すれば −y(1+y′2)=C、すなわち
y′=±−yC−1.
(6)
1+cot2θ=csc2θ より
y(θ)=−Csin2θ(0≤θ≤π).
(7)
dθdx=2Csin2θ,x=C(θ−21sin2θ)+D.
x(0)=0,x(π)=a より D=0,C=a/π。したがって最速降下曲線はサイクロイドの一弧
x=πa(θ−21sin2θ),y=−πasin2θ.
途中で地表に再び接する多重の弧は所要時間を増加させるので、一弧を選ぶ。
(8)
θ=π/2 で最も深く、
(x,y)=(2a,−πa).
(9)
ds/dθ=2Csinθ、V=2gCsinθ より
T=∫0πg2Cdθ=g2πa.
(10)
T=9.82π×106s≃800.7s,T=8.0×102s.
Reference