京都大学 理学研究科 数学・数理解析専攻 2022年度 専門科目 問題8
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
n を 2 以上の整数、Ω={x∈Rn∣∣x∣<1} とし、Ω をその閉包とする。C2(Ω) を、Ω 上 C2 級かつ2階までの各偏導関数が Ω 上の連続関数に拡張できる実数値関数全体の集合とする。f∈C2(Ω) とする。各 ε>0 に対し、uε∈C2(Ω) を方程式
{−εΔuε+uε=f,uε=0,x∈Ω,x∈∂Ω
の解とする。ただし Δ=∑i=1n∂2/∂xi2 である。以下の問に答えよ。
(i) ε に依存しないある C1,C2>0 が存在して
ε∥∇uε∥L2(Ω)≤C1∥f∥L2(Ω),ε∥Δuε∥L2(Ω)≤C2∥f∥L2(Ω)
が成り立つことを示せ。
(ii) limε↓0∥uε−f∥L2(Ω)=0 を示せ。
题目描述
设 n≥2,Ω={x∈Rn∣∣x∣<1},Ω 为其闭包。C2(Ω) 表示在 Ω 内二阶连续可微、且二阶及以下偏导数均可连续延拓到闭包的实值函数。给定 f∈C2(Ω),对每个 ε>0,设 uε∈C2(Ω) 满足
−εΔuε+uε=f于 Ω,uε=0于 ∂Ω,Δ=i=1∑n∂xi2∂2.
(i) 证明存在与 ε 无关的正常数 C1,C2,使
ε∥∇uε∥L2≤C1∥f∥L2,ε∥Δuε∥L2≤C2∥f∥L2.
(ii) 证明 ∥uε−f∥L2(Ω)→0(ε↓0)。
Kai
以下、すべてのノルムと内積は L2(Ω) のものとする。
(i)
方程式に uε を掛けて積分し、境界条件を用いて部分積分すると
ε∥∇uε∥22+∥uε∥22=(f,uε)≤∥f∥2∥uε∥2.
従って ∥uε∥2≤∥f∥2 であり、平方完成により
ε∥∇uε∥22≤∥f∥2∥uε∥2−∥uε∥22≤41∥f∥22.
また、方程式に −εΔuε を掛けて積分すると
ε2∥Δuε∥22+ε∥∇uε∥22=−ε(f,Δuε)≤ε∥f∥2∥Δuε∥2.
よって ε∥Δuε∥2≤∥f∥2。従って C1=1/2, C2=1 と取れる。
(ii)
任意の δ>0 に対し、Cc∞(Ω) の L2(Ω) における稠密性から、∥f−g∥2<δ となる g∈Cc∞(Ω) を選ぶ。
vε=uε−g は境界で 0 であり、
−εΔvε+vε=f−g+εΔg.
(i) と同じエネルギー評価から
∥vε∥2≤∥f−g+εΔg∥2≤δ+ε∥Δg∥2.
従って ∥uε−f∥2≤2δ+ε∥Δg∥2。ε↓0 とした後 δ↓0 とすれば結論を得る。
Reference