京都大学 理学研究科 数学・数理解析専攻 2018年8月実施 専門科目 [6]
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
区間 (0,∞) 上の関数列 {φn}n=1∞ を
φn(x)=∫1/nn(1+nt)−ntx−1dt(x>0)
により定める。
(1) 任意の x∈(0,∞) に対して、数列 {φn(x)}n=1∞ は収束することを示せ。
(2) 関数 φ を φ(x)=limn→∞φn(x)(x>0)で定める。φ は区間 (0,∞) 上で微分可能であることを示せ。
题目描述
定义函数列
φn(x)=∫1/nn(1+nt)−ntx−1dt,x>0.
(1) 证明对每个 x>0,数列 {φn(x)} 收敛。
(2) 令 φ(x)=limn→∞φn(x),证明 φ 在 (0,∞) 上可微。
Kai
(1)
x>0 を固定し、(0,∞) 上で
gn(t)=1[1/n,n](t)(1+nt)−ntx−1
と置く。各 t>0 に対し gn(t)→e−ttx−1 である。
0≤u≤1 のとき log(1+u)≥u/2 なので、1/n≤t≤n では
(1+nt)−n=e−nlog(1+t/n)≤e−t/2.
したがって全域で 0≤gn(t)≤e−t/2tx−1 となる。右辺は、原点付近では x>0 により、無限遠では指数減衰により可積分である。優収束定理から
φn(x)⟶φ(x)=∫0∞e−ttx−1dt=Γ(x).
(2)
任意に x0>0 を取り、a=x0/2, b=3x0/2 と置く。x∈[a,b] に対し
∂x∂(e−ttx−1)=e−ttx−1∣logt∣≤{ta−1∣logt∣,e−ttb−1logt,0<t≤1,t≥1.
この上界は (0,∞) 上で可積分である。平均値の定理により x0 における差分商も同じ上界で抑えられるので、優収束定理を差分商に適用できる。したがって
φ′(x0)=∫0∞e−ttx0−1logtdt.
x0>0 は任意なので、φ は (0,∞) 上で微分可能である。
Reference