京都大学 理学研究科 数学・数理解析専攻 2019年度 基礎科目 問題6
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
R2 上の実数値連続関数 f についての次の条件 (∗) を考える。
(∗) 任意の正の実数 R に対して、次の集合は有界である。
{(x,y)∈R2∣∣f(x,y)∣≤R}.
- 条件 (∗) を満たす連続関数 f の例を与え、それが (∗) を満たすことを示せ。
- 連続関数 f が条件 (∗) を満たすとき、次のいずれかが成り立つことを示せ。
- (a) f は最大値を持つが、最小値は持たない。
- (b) f は最小値を持つが、最大値は持たない。
题目描述
对连续函数 f:R2→R,考虑条件 (∗):对任意 R>0,集合 {(x,y):∣f(x,y)∣≤R} 有界。
- 举出满足 (∗) 的连续函数,并验证该条件。
- 证明满足 (∗) 的连续函数恰满足下列情形之一:(a) 存在最大值但不存在最小值;(b) 存在最小值但不存在最大值。
Kai
(1)
f(x,y)=x2+y2 とすれば、{∣f∣≤R} は半径 R の閉円板なので有界である。
(2)
条件 (∗) は
∣f(p)∣⟶∞(∥p∥⟶∞)
を意味する。特に、ある r0>0 に対し、∥p∥>r0 なら ∣f(p)∣>1 である。R2 の円板の外側 {p:∥p∥>r0} は連結であり、そこで f は零にならない。連続性より、この領域では f の符号が一定である。
外側で正なら、上の極限と合わせて f(p)→+∞ となる。十分大きい r>0 を取れば、∥p∥>r で f(p)>f(0)+1 とできる。閉円板 {∥p∥≤r} 上で f は最小値を取り、それは平面全体での最小値でもある。一方、f は上に非有界なので最大値を持たない。これは (b) である。
外側で負なら f(p)→−∞ となり、同じ議論を −f に適用すると (a) が成り立つ。
Reference