京都大学 理学研究科 数学・数理解析専攻 2019年度 基礎科目 問題4
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
f は R 上の実数値 C1 級関数で、任意の x∈R に対して f(x+1)=f(x) を満たすとする。このとき以下の二条件は同値であることを示せ。
- (A) 広義積分 ∫1∞x1+f(x)21dx が収束する。
- (B) f(x)=0 となる x∈R が存在しない。
题目描述
设实值函数 f∈C1(R) 满足 f(x+1)=f(x)。证明以下两条件等价:
- (A) 反常积分 ∫1∞x−1−f(x)2dx 收敛。
- (B) f 在 R 上没有零点。
Kai
まず (B) を仮定する。連続性と周期性より、
m=0≤x≤1min∣f(x)∣>0.
x≥1 なら 0<x−1−f(x)2≤x−1−m2 であり、右辺は [1,∞) 上可積分だから (A) が成り立つ。
逆に f が零点をもつとする。周期性より z∈[0,1) で f(z)=0 となるものを取れる。また、f′ も周期的なので M=supx∈R∣f′(x)∣<∞ であり、平均値の定理より
∣f(n+z+t)∣=∣f(z+t)∣≤M∣t∣(n∈Z)
である。十分大きい整数 n に対して hn=(log(n+2))−1/2<1 と置く。区間 In=[n+z,n+z+hn] は互いに交わらず、x∈In なら
x≤n+2,f(x)2logx≤M2hn2log(n+2)=M2.
したがって
∫Inx−1−f(x)2dx≥(n+2)log(n+2)e−M2.
右辺を n について加えた級数は積分判定法により発散する。よって (A) は成り立たない。以上により (A) と (B) は同値である。
Reference