京都大学 理学研究科 数学・数理解析専攻 2017年8月実施 専門科目 問題7
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
H を可分な無限次元実Hilbert空間とし,その内積を ( , ) で表す。{en}n=1∞,{fn}n=1∞ をそれぞれ H の正規直交基底とする。T を H 上のコンパクト作用素とし,正の整数 n について H 上の作用素 Tn を
Tnx=(Tx,en)fn(x∈H)
と定義する。このとき,∑n=1∞Tn は作用素ノルムに関して収束することを示せ。
题目描述
设 H 为可分的无限维实Hilbert空间,其内积记为 ( , )。设 {en}n=1∞、{fn}n=1∞ 分别为 H 的标准正交基,T 为 H 上的紧算子。对正整数 n,定义 H 上的算子 Tn 为
Tnx=(Tx,en)fn(x∈H).
证明 ∑n=1∞Tn 按算子范数收敛。
Kai
Uen=fn で定まる直交作用素を U とし、PN を span{e1,…,eN} への直交射影とする。このとき
n=1∑NTn=UPNT,UT−n=1∑NTn=∥(I−PN)T∥.
K=T({x:∥x∥≤1}) はコンパクトである。任意の ε>0 に対し、K の有限 ε-ネット y1,…,ym を取る。
PNyj→yj だから、十分大きい N ではすべての j について ∥(I−PN)yj∥<ε。
任意の y∈K に対して ∥y−yj∥<ε となる j を選ぶと、∥I−PN∥≤1 より
∥(I−PN)y∥≤∥y−yj∥+∥(I−PN)yj∥<2ε.
したがって ∥(I−PN)T∥→0 であり、級数は作用素ノルムで UT に収束する。
Reference