京都大学 理学研究科 数学・数理解析専攻 2017年8月実施 基礎科目 [4]
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
閉区間 [0,1] 上の実数値関数列 {fn}n=1∞ について、各 fn は広義単調増加であるものとする。つまり、0≤x<y≤1 なら fn(x)≤fn(y) である。この関数列が n→∞ で関数 f に各点収束したとする。
(1) 任意の 0≤x<y≤1 に対し、不等式
z∈[x,y]sup∣fn(z)−f(z)∣≤max{∣fn(x)−f(y)∣, ∣fn(y)−f(x)∣}
を示せ。
(2) 関数 f が連続であるとき、関数列 {fn} は f に [0,1] 上で一様収束することを示せ。
题目描述
设实值函数列 fn:[0,1]→R 中每个 fn 都关于自变量单调不减,且 fn 逐点收敛于 f。
(1) 证明对任意 0≤x<y≤1,
z∈[x,y]sup∣fn(z)−f(z)∣≤max{∣fn(x)−f(y)∣, ∣fn(y)−f(x)∣}.
(2) 若极限函数 f 连续,证明 fn 在 [0,1] 上一致收敛于 f。
Kai
(1)
fn(x)≤fn(y) で n→∞ とすれば f(x)≤f(y) となるので、f も広義単調増加である。したがって z∈[x,y] について
fn(x)−f(y)≤fn(z)−f(z)≤fn(y)−f(x).
実数 u≤v≤w なら ∣v∣≤max{∣u∣,∣w∣} であるから、上式の絶対値を評価して z に関する上限を取れば、求める不等式を得る。
(2)
ε>0 とする。f は [0,1] 上で一様連続なので、
∣u−v∣≤m1⟹∣f(u)−f(v)∣<2ε
となる正の整数 m を取れる。分点 tj=j/m(0≤j≤m)は有限個であり、各点収束により、ある N について
n≥N⟹0≤j≤mmax∣fn(tj)−f(tj)∣<2ε.
このとき、各区間 [tj−1,tj] の両端では
∣fn(tj−1)−f(tj)∣∣fn(tj)−f(tj−1)∣≤∣fn(tj−1)−f(tj−1)∣+∣f(tj−1)−f(tj)∣<ε,≤∣fn(tj)−f(tj)∣+∣f(tj)−f(tj−1)∣<ε.
(1) を各区間に適用すれば、n≥N に対して
z∈[0,1]sup∣fn(z)−f(z)∣<ε.
よって fn は f に一様収束する。
Reference