京都大学 理学研究科 数学・数理解析専攻 2017年度 専門科目 問題7
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
L2(R) を R 上の2乗可積分関数全体の Hilbert 空間とする。
(i) g∈L2(R) とし、z∈C に対して
F(z)=∫−∞∞e−x2+zxg(x)dx
と定める。F が C 上正則であることを示せ。
(ii) 正の整数 n に対して fn(x)=e−x2+x/n とおく。{fn}n≥1 の線型結合全体が L2(R) で稠密であることを示せ。
题目描述
(i) 对 g∈L2(R),证明 F(z)=∫Re−x2+zxg(x)dx 是整函数。
(ii) 令 fn(x)=e−x2+x/n,证明这些函数的有限线性组合在 L2(R) 中稠密。
Kai
(i)
任意の R>0 と整数 k≥0 に対して、Cauchy–Schwarz の不等式より
∫R∣x∣ke−x2+R∣x∣∣g(x)∣dx≤∥g∥2(∫R∣x∣2ke−2x2+2R∣x∣dx)1/2<∞.
これは ∣z∣≤R における被積分関数とその z 微分の可積分な共通優関数を与える。したがって積分の下で微分でき、
F′(z)=∫Rxe−x2+zxg(x)dx.
R は任意だから F は整関数である。
(ii)
h∈L2(R) がすべての fn と直交するとする。(i) の g に h を用いると、整関数 F は F(1/n)=0 を満たす。零点列 1/n は C 内の 0 に集積するので、恒等定理から F≡0。
q(x)=e−x2h(x) は Cauchy–Schwarz の不等式より L1(R) に属し、任意の ξ∈R について
q(ξ)=∫Rq(x)e−iξxdx=F(−iξ)=0.
L1 関数の Fourier 変換の一意性から q=0、したがって h=0 がほとんど至る所で成り立つ。直交補空間が {0} なので、求める稠密性が従う。
Reference