京都大学 理学研究科 数学・数理解析専攻 2017年度 専門科目 問題6
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
測度空間 (X,F,μ) 上の非負実数値可積分関数の集合 C が次を満たすとする。
- C=∅。
- f,g∈C ならば max{f,g}∈C。
- M=sup{∫Xfdμ:f∈C}<∞。
(i) 非負実数値可積分関数 φ で、各 f∈C に対して f≤φ が μ-ほとんど至る所で成り立ち、∫Xφdμ=M となるものが存在することを示せ。
(ii) この φ について、μ(A)>0 なる任意の A∈F に対し
f∈CsupAesssupf=Aesssupφ
を示せ。ここで esssupAg=inf{α∈R:μ({x∈A:g(x)>α})=0}、inf∅=∞ とする。
题目描述
在测度空间 (X,F,μ) 上,非空非负实值可积函数族 C 对逐点取最大值封闭,且 M=supf∈C∫Xfdμ<∞。
(i) 证明存在非负实值可积函数 φ,使每个 f∈C 都满足 f≤φ 几乎处处,且 ∫Xφdμ=M。
(ii) 对任意正测度可测集 A,证明 supf∈CesssupAf=esssupAφ。本质上确界定义为 inf{α∈R:μ({x∈A:g(x)>α})=0},空集的下确界取 ∞。
Kai
(i)
fn∈C を ∫Xfndμ>M−1/n となるように選び、gn=max(f1,…,fn) とおく。仮定より gn∈C、gn↑ψ:=supngn であり、単調収束定理から
∫Xψdμ=n→∞lim∫Xgndμ=M.
したがって ψ<∞ はほとんど至る所で成り立つ。{ψ=∞} 上で値を 0 に置き換えた関数を φ とする。
任意の f∈C について max(gn,f)∈C だから、再び単調収束定理により
∫Xmax(φ,f)dμ≤M=∫Xφdμ.
よって ∫X(f−φ)+dμ=0、すなわち f≤φ がほとんど至る所で成り立つ。
(ii)
L=supf∈CesssupAf とおく。(i) より L≤esssupAφ。
L=∞ なら等号は明らかである。L<∞ なら、各 n について gn≤L が A 上ほとんど至る所で成り立つ。可算個の零集合を除けばすべての n で同時に成立するので、φ=supngn≤L もほとんど至る所で成り立つ。したがって逆向きの不等式も得られる。
なお、(i) の条件を満たす別の関数も、すべての gn を支配し積分が M に等しいため φ とほとんど至る所で一致する。
Reference