京都大学 理学研究科 地球惑星科学専攻 2022年8月実施 基礎科目 問題1
Author
Miyake
Description
[1]
次の積分を計算せよ.
∫x1−x dx
[2]
行列の対角成分の和をトレースと呼ぶ.A と B を n×n の正方行列とするとき,AB と BA のトレースが等しくなることを示せ.
[3]
次の行列の逆行列を求めよ.
C=3020080250300201
[4]
次の微分方程式の一般解を求めよ.
dx2d2y+dxdy−6y=e−3x
[5]
以下の行列
A=(−211−2)
について考える.xt=(x1,x2) であるとき,以下の積分の値を求めよ.
∫−∞∞∫−∞∞exp(xtAx) dx1dx2
ここで,上添え字の t は転置を表す.なお,
∫−∞∞exp(−ax2) dx=aπ
は,証明なしに用いてよい.
题目描述
-
计算不定积分
∫x1−xdx.
-
方阵对角元素之和称为迹。设 A,B 为 n×n 方阵,证明 AB 与 BA 的迹相等。
-
求矩阵
C=3020080250300201
的逆矩阵。
-
求微分方程
dx2d2y+dxdy−6y=e−3x
的通解。
-
考虑矩阵
A=(−211−2).
对 xt=(x1,x2),计算
∫−∞∞∫−∞∞exp(xtAx)dx1dx2.
上标 t 表示转置,并可不加证明地使用
∫−∞∞e−ax2dx=aπ.
- 换元积分:通过代数换元计算含根式的不定积分。
- 矩阵迹的循环性质:按分量展开证明 tr(AB)=tr(BA)。
- 矩阵求逆:利用分块/置换结构或行初等变换求四阶逆矩阵。
- 二阶常系数非齐次微分方程:求齐次通解并用待定系数法构造特解。
- 多元 Gaussian 积分:对称二次型正交化后将二维积分分解为一维 Gaussian 积分。
Kai
[1]
t=1−x とおいて、次のように計算できる:
∫x1−xdx=∫(1−t2)t(−2tdt)=2∫(t4−t2)dt=52t5−32t3+C (C は積分定数 )=52(1−x)25−32(1−x)23+C (C は積分定数 )
[2]
A,B の (i,j) 成分を Aij,Bij とすると、
AB,BA の (i,j) 成分はそれぞれ
(AB)ij(BA)ij=k∑AikBkj=k∑BikAkj
であり、
AB,BA のトレースはそれぞれ
tr(AB)tr(BA)=i∑(AB)ii=i∑k∑AikBki=i∑(BA)ii=i∑k∑BikAki
であるから、これらが等しいことがわかる。
[3]
−30200410−2150−300−2102
[4]
まず、
dx2d2y+dxdy−6y=0
に y=eλx ( λ は x によらない定数)を代入すると、
λ2+λ−6=(λ+3)(λ−2)=0 から
λ=−3,2 を得るので、この微分方程式の一般解は
y=c1e−3x+c2e2x (c1,c2 は積分定数 )
であることがわかる。
次に、与えられた微分方程式に y=Axe−3x ( A は x によらない定数)を代入すると、
A=1/5 を得るので、与えられた微分方程式の一般解は
y=c1e−3x+c2e2x+51xe−3x (c1,c2 は積分定数 )
であることがわかる。
[5]
A の固有値は −1,−3 であり、それぞれに属する固有ベクトルは、
u1=21(11), u2=21(1−1)
である。
そこで、
P=21(111−1)
とおくと、
P2PAPdetP=(1001),=(−100−3),=−1
が成り立つ。
そこで、
(y1y2)=P(x1x2)
とおいて、次のように計算できる:
∫−∞∞∫−∞∞exp(xtAx)dx1dx2=∫−∞∞∫−∞∞exp(−y12−3y22)dy1dy2=∫−∞∞exp(−y12)dy1∫−∞∞exp(−3y22)dy2=π⋅3π=3π