京都大学 情報学研究科 システム科学専攻 2022年8月実施 数学【II】
Author
机智的若叶, 祭音Myyura, setsu (小红书:6106647283)
Description
以下の設問に答えよ。以降では、 e はネイピア数(自然対数の底)、 π は円周率を表す。
(i) limx→+0x−1/2(1−e−x) を求めよ。
(ii) 以下の積分を求めよ。
∫0∞x−3/2(1−e−x) dx
ただし、以下が成り立つことを用いてよい。
∫0∞ex2 dx=2π
(iii) xy 平面上の閉領域 D={(x,y):x≥0,y≥0,x+y≤1} に対して以下の積分を求めよ。
∬Dex+y dxdy
(iv) 実関数 f(x) および g(x)>0 が、それぞれすべての実数 x に対して定義されていて単調増加であるとする。これらが limx→−∞g(x)f(x)=1 , limx→+∞g(x)f(x)=1 を満たすとき、
−∞<x<∞supg(x)f(x)<∞
が成り立つ、すなわち g(x)f(x)≤c がすべての実数 x で成り立つような定数 c<∞ が存在することを示せ。
直交座標系 O−xyz で表される3次元空間内の楕円面 E:f(x,y,z)=0 を考える。ただし、
f(x,y,z)=l2x2+m2y2+n2z2−1
とし、 l,m,n は正の定数とする。以下の設問に答えよ。
(i) 関数 g(x,y,z)=xyzf(x,y,z) を考える。閉領域 D={(x,y,z):f(x,y,z)≤0} において、関数 g の最大値と最小値を求めよ。
(ii) 楕円面 E の法線であって E 上の点 (x0,y0,z0) を通るものの方程式を求めよ。
(iii) 関数 h(x,y,z)=ax+by+cz を最大にする楕円面 E 上の点 (x,y,z) を求めよ。ただし、 (a,b,c)=(0,0,0) とする。
(iv) 3点 (p,0,0),(0,q,0),(0,0,r) を含む平面が楕円面 E と接している。この条件で p,q,r を動かしたときに p2+q2+r2 の最小値を求めよ。
题目描述
回答以下两题。下文中 e 表示自然对数的底,π 表示圆周率。
-
完成下列各问:
- 求
x→+0limx−1/2(1−e−x).
- 计算广义积分
∫0∞x−3/2(1−e−x)dx.
现有日文题面在此写明可以使用
∫0∞ex2dx=2π.
但该式按字面发散,且常数也与标准 Gaussian 积分不符;Kai 的计算唯一对应于
∫0∞e−x2dx=π/2,因此原题此处存在符号或常数缺失,无法由现有题面进一步确定。
- 对 xy 平面上的闭三角区域
D={(x,y)∣x≥0, y≥0, x+y≤1},
计算
∬Dex+ydxdy.
- 设实函数 f(x) 和正值函数 g(x)>0 对所有
x∈R 均有定义且都单调递增,并满足
x→−∞limg(x)f(x)=1,x→+∞limg(x)f(x)=1.
证明
−∞<x<∞supg(x)f(x)<∞;
也就是说,证明存在有限常数 c,使每个实数 x 都满足
f(x)/g(x)≤c。
- 在直角坐标系 O−xyz 的三维空间中,考虑椭球面
E: f(x,y,z)=0,
其中
f(x,y,z)=l2x2+m2y2+n2z2−1,
且 l,m,n 是正常数。
- 定义
g(x,y,z)=xyzf(x,y,z).
在闭区域
D={(x,y,z)∣f(x,y,z)≤0}
上求 g 的最大值和最小值。
2. 求椭球面 E 在点
(x0,y0,z0)∈E 处、经过该点的法线方程。
3. 给定 (a,b,c)=(0,0,0),求椭球面 E 上使线性函数
h(x,y,z)=ax+by+cz
取得最大值的点 (x,y,z)。
4. 经过三点
(p,0,0),(0,q,0),(0,0,r)
的平面与椭球面 E 相切。让 p,q,r 在满足该条件的范围内变化,求
p2+q2+r2 的最小值。
Kai
(i)
x→+0limx−1/2(1−e−x)=x→+0limx1−e−x=x→+0lim2xe−x=0.
(ii)
変数変換 x=t2 と部分積分を用いると、
∫0∞x−3/2(1−e−x)dx=2∫0∞t21−e−t2dt=4∫0∞e−t2dt=2π.
(iii)
∫01∫01−xex+y dydx=∫01ex(e1−x−1)dx=∫01(e−ex)dx=1
(iv)
limx→−∞g(x)f(x)=1 , limx→∞g(x)f(x)=1 より、f(M)>0 となるように十分大きい M>0 を取れば
∀x∈(−∞,−M)∪(M,∞),g(x)f(x)<2
∀x∈[−M,M] , since f(x) and g(x) are monotonic increasing, we have
g(x)f(x)≤g(x)f(M)≤g(−M)f(M)
Hence let c=max{g(−M)f(M),2} , ∀x∈R,g(x)f(x)≤c .
(i)
境界 f=0 および xyz=0 では g=0 である。xyz=0 の内部では
∂x∂g=0,∂y∂g=0,∂z∂g=0⇒x=±5l,y=±5m,z=±5n
となる。D はコンパクトだから、これらと 0 を比較し、最大値は 12525lmn 、最小値は −12525lmn である。
(ii)
法線ベクトルは
n=(∂x∂f(x0,y0,z0),∂y∂f(x0,y0,z0),∂z∂f(x0,y0,z0))=(2x0/l2,2y0/m2,2z0/n2)
である。
従って、座標の一部が 0 の場合も含む法線の方程式は
(x,y,z)=(x0,y0,z0)+t(l2x0,m2y0,n2z0),t∈R.
(iii)
L(x,y,z)∂x∂L∂y∂L∂z∂Ll2x2=ax+by+cz+λf(x,y,z)=a+l22λx=0=b+m22λy=0=c+n22λz=0+m2y2+n2z2−1=0
よって、以下の等式が得られる。
ax+l22λx2by+m22λy2cz+n22λz2h(x,y,z)=0=0=0=−2λ
x=−2λal2,y=−2λbm2,z=−2λcn2 を f(x,y,z) に代入して , h=−2λ , h が最大になるとき,
λxyz=−2a2l2+b2m2+c2n2=a2l2+b2m2+c2n2al2=a2l2+b2m2+c2n2bm2=a2l2+b2m2+c2n2cn2
(iv)
接平面の接点を (x0,y0,z0) として、接平面の方程式は
l2xx0+m2yy0+n2zz0=1
よって、
p=x0l2,q=y0m2,r=z0n2p2l2+q2m2+r2n2=1
コーシー=シュワルツの不等式より
(p2l2+q2m2+r2n2)(p2+q2+r2)≥(l+m+n)2
p2l2+q2m2+r2n2=1 を代入すると
p2+q2+r2≥(l+m+n)2
を得る。等号は
p2=l(l+m+n),q2=m(l+m+n),r2=n(l+m+n)
のとき達成されるので、最小値は (l+m+n)2 である。