京都大学 情報学研究科 システム科学専攻 2018年8月実施 数学 II
Author
犬 (finalized by 祭音Myyura with assistance from GPT 6 Astra)
Description
(i) ∫1∞dx/(x2+1)2 を求めよ。
(ii) f は任意の x≥1 で微分可能で、
f(1)=1,f′(x)=f(x)+12(x2+{f(x)}21)2(x≥1)
を満たす。limx→∞f(x) が有限な値に収束することを示せ。
(iii) limx→∞f(x)<5/4 を示せ。
微分可能なスカラー関数 g(x,y,z) に対し、曲面 S を g(x,y,z)=0 で定義する。S 上の点 (a,b,c) における法線は
gx(a,b,c)x−a=gy(a,b,c)y−b=gz(a,b,c)z−c
である。gx,gy,gz は偏導関数で、(a,b,c) で全て 0 ではないとする。点 (x,y,z) と (p,q,r) の距離の2乗を
f(x,y,z)=(x−p)2+(y−q)2+(z−r)2
とおく。
(i) (a,b,c) が S 上で (p,q,r) から最も近い点であるとき、(p,q,r) はこの法線上にあることを示せ。制約 g=0 の下で f を最小にする点では、適当な定数 λ に対し fx+λgx=fy+λgy=fz+λgz=0 が成り立つことを利用せよ。
(ii) S1:z=x2+y2 の点 (a,b,c) (ab=0) における法線を求めよ。
(iii) S1 上で (1,22,0) に最も近い点は唯一つである。その点を求めよ。
题目描述
问1
(i)求 ∫1∞dx/(x2+1)2。
(ii)函数 f 在所有 x≥1 可微,并满足
f(1)=1,f′(x)=f(x)+12(x2+f(x)21)2.
证明 limx→∞f(x) 存在且有限。(iii)证明该极限小于 5/4。
问2
可微标量函数 g 定义曲面 S:g(x,y,z)=0。S 上一点 (a,b,c) 的法线定义为
gx(a,b,c)x−a=gy(a,b,c)y−b=gz(a,b,c)z−c,
其中下标表示偏导数,且这三个偏导数在该点不全为 0。定义到点 (p,q,r) 的距离平方
f(x,y,z)=(x−p)2+(y−q)2+(z−r)2.
(i)若 (a,b,c) 是 S 上距 (p,q,r) 最近的点,证明 (p,q,r) 位于上述法线上。可使用 Lagrange 条件:极小点处存在常数 λ 使 fx+λgx=fy+λgy=fz+λgz=0。
(ii)求抛物面 S1:z=x2+y2 在点 (a,b,c)(ab=0)处的法线。(iii)已知 S1 上距 (1,22,0) 最近的点唯一,求此点。
Kai
(i) x=tant とおくと
∫1∞(x2+1)2dx=∫π/4π/2cos2tdt=8π−2.
(ii) f′(x)>0 なので f(x)≥1。したがって
0<f′(x)≤(x2+1)21,1≤f(x)≤1+∫1∞(t2+1)2dt=8π+6.
単調有界性により有限な極限が存在する。
(iii) π<4 なので limf(x)≤(π+6)/8<5/4。
(i) Lagrange 条件から
(p−a,q−b,r−c)=2λ∇g(a,b,c).
よって (p,q,r) は (a,b,c) を通り ∇g(a,b,c) を方向ベクトルとする法線上にある。
(ii) g=x2+y2−z とおけば
2ax−a=2by−b=−1z−c.
(iii) 最近点を (a,b,c) とすると c=a2+b2 であり、(i) より
1=a(1+2c),22=b(1+2c).
したがって b=22a、c=9a2。よって
18a3+a−1=(3a−1)(6a2+2a+1)=0.
実根は a=1/3 のみだから、求める点は
(31,322,1).