京都大学 情報学研究科 システム科学専攻 2017年8月実施 数学 II
Author
犬 (finalized by 祭音Myyura with assistance from GPT 6 Astra)
Description
e を自然対数の底とし、exp(x)=ex とする。
正の整数 N と実数 α を用いて e=α/N と表記する。
(i) ex の Maclaurin 展開を書け。
(ii) 次の不等式を示せ。
(N−1)!α−n=0∑Nn!N!<1.
(iii) (ii) を用いて α が整数でないことを示せ。
f(x)=exp(−x−e−x) (−∞<x<∞) とする。
(i) u=−e−t を用いて F(x)=∫−∞xf(t)dt を計算せよ。
(ii) ∫−∞∞F(x)f(x)dx を計算せよ。
(iii) 実定数 a,b に対し ∫−∞∞F(x−b)f(x−a)dx を計算せよ。
题目描述
令 e 为自然对数的底,exp(x)=ex。
问1 用正整数 N 和实数 α 写成 e=α/N。(i)写出 ex 的 Maclaurin 展开。(ii)证明
(N−1)!α−n=0∑Nn!N!<1.
(iii)利用(ii)证明 α 不是整数。
问2 设 f(x)=exp(−x−e−x),x∈R。(i)用代换 u=−e−t 计算 F(x)=∫−∞xf(t)dt。(ii)计算 ∫−∞∞F(x)f(x)dx。(iii)对实常数 a,b,计算 ∫−∞∞F(x−b)f(x−a)dx。
Kai
(i) ex=∑n=0∞xn/n!。
(ii) e=α/N より
D:=(N−1)!α−n=0∑Nn!N!=k=1∑∞(N+1)(N+2)⋯(N+k)1.
各項は正であり、k≥2 では分母が (N+1)k より大きい。よって
0<D<k=1∑∞(N+1)k1=N1≤1.
(iii) α が整数なら D も整数となるが、0<D<1 に矛盾する。よって α は整数ではない。
(i) u=−e−t なら du=e−tdt なので
F(x)=∫−∞−e−xeudu=e−e−x.
(ii) F′=f、F(−∞)=0,F(∞)=1 より
∫−∞∞Ffdx=[2F2]−∞∞=21.
(iii) t=x−a、次いで u=e−t とおくと
∫−∞∞F(x−b)f(x−a)dx=∫−∞∞e−eb−ae−te−t−e−tdt=∫0∞e−(1+eb−a)udu=1+eb−a1.