京都大学 情報学研究科 システム科学専攻 2015年8月実施 数学 II
Author
犬 (finalized by 祭音Myyura with assistance from GPT 6 Astra)
Description
正整数 n について
Pn(x)=2nn!1dxndn(x2−1)n,Qn(x)=(x2−1)n
と定義する。n! は階乗である。l=0,…,n−1 について Qn(l)(1)=Qn(l)(−1)=0 が成り立つ。
(i) ∫−11Qn(x)dx を求めよ。
(ii) Pn は n 次多項式である。xn の係数を求めよ。
(iii) n−1 次以下の任意の多項式 h(x) について ∫−11Pn(x)h(x)dx=0 を示せ。
(iv) ∫−11{Pn(x)}2dx を求めよ。
R+ を非負実数の集合とする。恒等的に 0 ではない連続関数 f:R+→R+ が
f((xp+yp)1/p)=f(x)f(y),x,y∈R+
を満たす。ただし p は正整数。
(i) f(0)=1 を示せ。
(ii) 任意の正整数 n と x∈R+ に対し f(n1/px)=f(x)n を示せ。
(iii) 任意の正有理数 r=m/n に対し f(r)=f(1)rp を示せ。
(iv) (iii) を用いて、ある実数 c により f(x)=ecxp (x∈R+) と表せることを示せ。
题目描述
问1 对正整数 n 定义
Pn(x)=2nn!1dxndn(x2−1)n,Qn(x)=(x2−1)n.
n! 表示阶乘。已知对 l=0,…,n−1 有 Qn(l)(1)=Qn(l)(−1)=0。
(i)求 ∫−11Qn(x)dx。(ii)Pn 为 n 次多项式,求其 xn 的系数。(iii)对任意次数不超过 n−1 的多项式 h(x),证明 ∫−11Pn(x)h(x)dx=0。(iv)求 ∫−11Pn(x)2dx。
问2 以 R+ 表示非负实数集合。连续函数 f:R+→R+ 不恒等于 0,且满足
f((xp+yp)1/p)=f(x)f(y),x,y≥0,
其中 p 为正整数。(i)证明 f(0)=1。(ii)证明对正整数 n,f(n1/px)=f(x)n。(iii)证明对正有理数 r=m/n,f(r)=f(1)rp。(iv)利用(iii)证明存在实数 c 使 f(x)=ecxp。
Kai
(i) x=sint とおくと
∫−11Qn(x)dx=2(−1)n∫0π/2cos2n+1tdt=(−1)n(2n+1)!22n+1(n!)2.
最後には部分積分による漸化式を用いた。
(ii) (x2−1)n の最高次項は x2n なので、求める係数は
cn=2n(n!)2(2n)!.
(iii) 境界で Qn の n−1 階までの導関数が消えるため、n 回部分積分して
∫−11Pnhdx=2nn!(−1)n∫−11Qnh(n)dx=0.
(iv) Pn=cnxn+h、degh≤n−1 とおく。(iii) と部分積分から
∫−11Pn2dx=cn∫−11Pnxndx=2ncn(−1)n∫−11Qndx=2n+12.
(i) f は恒等的に 0 でないので f(x0)>0 となる x0 がある。y=0 を代入すると f(x0)=f(x0)f(0) より f(0)=1。
(ii) n=1 では明らか。n で成立すると、
f((n+1)1/px)=f(((n1/px)p+xp)1/p)=f(n1/px)f(x)=f(x)n+1.
(iii) まず f(x)>0 を示す。もし f(x0)=0 なら (ii) により f(x0/n1/p)n=0。n→∞ と連続性から f(0)=0 となり矛盾する。
r=m/n に対し (ii) をそれぞれ整数 np,mp に適用すると
f(r)np=f(m)=f(1)mp.
正の np 乗根をとって f(r)=f(1)(m/n)p。
(iv) 正有理数の稠密性と f の連続性により、(iii) はすべての x≥0 で成り立つ。c=logf(1) とおけば
f(x)=ecxp.